北海道のまっすぐな道で心をリセット
9月初旬に北海道へ行ってきました。雲ひとつない快晴に連日恵まれ、最高のドライブができました。北海道の大自然はやっぱり気持ちいいですね! 日頃のストレスが吹き飛びました。
<オホーツク海に続く道>
写真をみてください。一番上の青は快晴の空。その下に空より少しだけ濃い青が細長く広がっています。海です。オホーツクの海です。この道は北海道の斜里郡清里町でみつけました。まるで海まで続いているように見えませんか。この道に特に名前があるわけではありません。なので私は「オホーツク海に続く道」と名付けました。
この道はまだあまり知られていないせいか、対向車が通るわけでもなく、ツーリング中のバイクが走るわけでもなく、ましてや大型バスで観光客がやってくるような場所でもありません。だからこそ、私だけのためにある道のような気持になりました。
<天に続く道>
実はこの「オホーツク海に続く道」からちょっと走ったところに、すでに名前も定着している「天に続く道」というのがあります。そこは観光客が大型バスでやってくるほど有名です。下の写真をごらんください。28キロ余りも続く直線道路。もはや道の先が見えません。
ここを訪れた日には観光客も大勢いましたが、ちょっと待つとこんな風に誰もいない、車1台通らない瞬間を撮影することができました。
<しらかば並木の道>
この道は美幌町の白樺並木です。ずっとずっと何キロも続きます。美幌峠に続く国道243号線です。
紅葉の時期にはまた一段と美しい並木道になるのでしょうね。
<ただまっすぐな道>
北海道には直線道路がたくさんあります。そのどれもが海に続いていたり、天に続いていたりするわけではありません。ただ道がまっすぐだという以外に何の特徴もない道がほとんどです。劇的に素晴らしい景色が周囲に広がっているわけでもなく、ただまっすぐな道が目の前にあるだけ――。それでも名もなき直線道路に惹かれるのはなぜなんでしょうか。
北海道、特に道東の自然豊かな地域では道路を走っていると道端にエゾシカがいたり、キタキツネが横切ったりすることがあります。今回は3カ所でエゾシカを見かけ、キタキツネには何度も会いました。ヒグマに会わなかったのは幸いでした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?