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【note×幻冬舎】「#読書の秋2021」投稿コンテスト受賞作発表!

2021年10月17日から約1ヶ月半開催した、読書感想文を募るコンテスト「#読書の秋2021」。このたびは、幻冬舎の課題本にたくさんのご投稿をいただき、ありがとうございました! 課題本5冊の担当者編集者とともに、受賞作を決定いたしました。

課題図書【1】
ヒトコブラクダ層ぜっと

(担当編集者より)
『ヒトコブラクダ層ぜっと』の壮大さに触れていただいた上で、「あっという間に最後まで読み切ることができました」と書いてくださっていてとても嬉しかったです。冒頭で「万城目作品を好きな理由」を書いていらっしゃいますが、自分の言葉できちんと文章にしていて素晴らしいと思いました。

課題図書【2】
隣人の愛を知れ

(担当編集者より)
作品の一文一文をとても大切にしてくださっている感想でした。
不倫というテーマがありながら、登場する女性たちの清々しさにも触れていただけて、
「自分のモノサシを作り出せる一助を与えてくれる」という言葉が何よりも嬉しかったです。

課題図書【3】
敗軍の名将

(担当編集者より)
もともと戦争について学び、戦跡を訪ねることに関心のあったunaさんが、本と出会って新たな知識・ものの見方を獲得し、命の大切さや歴史を学ぶことの意味について考えを深めていくプロセスが、地に足のついた切実な言葉で丁寧に綴られているのが、すばらしいと思います。
「自分の故郷の名前が『無謀なこと』の意味で使われていたらどんな気持ちだろうか」の一文にハッとさせられ、最後まで読んだあと、「捨て石は、青く輝く」というタイトルに胸を打たれました。
戦争経験のない自分が当事者として戦争を学ぶ、そのひとつの在り方を教えていただいたことに感謝します。


課題図書【4】
往復書簡 限界から始まる

(担当編集者より)
どの感想文も、自らに引きつけた切実感とともに読み、書いてくださっていることが伝わってきて選ぶのに迷いました。そのなかで、「プリプリことPRINCESS PRINCESS」を思い出したという冒頭から、眞子さまという本物のプリンセスで最後を結ぶみらいさんの「Review 2 プリプリ」は、上野さんと鈴木さんの気持ち両方を受け取りながら「女性の解放」をめぐる思索を繰り広げられる、その臨場感に引き込まれました。


課題図書【5】
スピリチュアルズわたしの謎

(担当編集者より)
「激辛ラーメンが好きだが、図書館も好き」というアヤオさん。おそらく以前から「自分とは何者なのか」という内なる疑問をお持ちだったのでしょう。橘玲『スピリチュアルズ』が提示する、人間の性格(パーソナリティ)の8大要素に注目して、自分の性格が意外にシンプルな組み合わせでできていること、そして、これまで自分で「自分の性格」だと思っていたことが、単に「自分で演じていたキャラクター」にすぎず、本当の自分は自分の無意識にこそある、ことに気づいたようす。『スピリチュアルズ』が「自分理解」の良き手引きとなったようです。


以上です。たくさんのご応募、ありがとうございました!

※この募集はnoteの「#読書の秋2021」コンテストの一部として開催したものです。
コンテスト全体の結果発表は、以下のnoteをご覧ください。




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