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「人体の五元素」のバランスを整えればコロナにならない #10 ヒマラヤ大聖者の免疫力を上げる「心と体」の習慣

新型コロナの蔓延で、不安やストレスを抱えている人は多いでしょう。それがよけいに免疫力を弱め、ウイルスにかかりやすい身体をつくってしまいます。そんな私たちに手を差し伸べてくれるのは、女性で史上初めて「究極のサマディ(悟り)」に達したヒマラヤ大聖者・相川圭子さんの『ヒマラヤ大聖者の免疫力を上げる「心と体」の習慣』。食事から、呼吸、考え方、瞑想まで、すぐに実践できる「免疫力を上げる習慣」をご紹介します。

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すべては「この5つ」でできている

人は風邪を引くと、熱を出すことで病原体を退治しようとします。また、怒りで頭がカーッとなったり、体が震えたりすることもあります。体内に存在している「火」のエネルギーを使うことで、体内の調和を保とうとしているのです。

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地球も同じです。山が噴火したり、地震が起きたりするのは、蓄積したエネルギーを解放することで、自身の調和を保とうとしている表れです。

宇宙は、もともと無でした。しかし、神の意思によって、「空」が現れ、そこから生じる波動によって「風」が誕生しました。そして、風の中から「火」が生まれ、さらに「水」「土」が現れました。宇宙は、この5つの元素がバランスをとることで成り立っています。

人体もまた、「空」「風」「火」「水」「土」の五元素で構成されています。そして人間は心をいただき、それが発達してきました。心の働きが五元素に影響します。

一番イメージしやすいのは「水」でしょう。人体の約60%は水分でできています。また、摂取した酸素や栄養は、血液が循環することで全身に供給されています。血管は体を健やかに保つ水路のようなものだと言えるでしょう。

「土」はいわゆる肉体のことです。

「火」は体温のこと

「風」は酸素や生命エネルギーを全身に巡らせる働きがあります。

「空」は、隙間を表します。もし、人体が硬い鉄のようなものだとしたら、座ったり立ったりすることはできません。隙間があるからこそ、肉体を自由に操ることができます。

この5つの元素は、人によってそのクオリティもバランスもさまざまです。汚れた土、濁った水、よどんだ風など、いろいろな不純物が混じっていることが一般的です。

質とバランスをととのえよ

クオリティは、心の性質によっても左右されます。「人体の五元素が一生懸命作用してくれるおかげで、元気に過ごすことができます。ありがとうございます」という愛や感謝を持っていると、その性質はやわらかく軽やかになります。反対に、ネガティブで頑固だと、重くて動きにくくなります。

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また、火の要素が強い反面、水の要素が弱い人がいたり、風の要素と空の要素が強すぎる人がいたり、バランスもさまざまです。

5つの元素は、それぞれのクオリティが高くて、なおかつバランスもよいことが理想です。それが、健康ということです。生命力が高いのです。

ヒマラヤの聖者たちは、どうすればこの5つの元素のクオリティを高め、バランスをとることができるかを研究してきました。

例えば、頭が重たい人に対しては、頭の中に気の流れの詰まりが生じていることがあるので、風のエネルギーの使い方を伝授したり、体温が低い人に、火のエネルギーの燃やし方を教えたりします。

5つの元素を探求することで、不足を補ったり、毒を早く排除したりしてコントロールできるように、その秘法をずっと語り継いできたわけです。

五元素のクオリティやバランスはその人の生活習慣やキャラクターによってさまざまです。ヒマラヤシッダー瞑想は元素のバランスをとり、進化させてその質を高めます。

五元素のクオリティを高め、高次元でバランスをとり、心と体の免疫力を上げましょう。

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ヒマラヤ大聖者の免疫力を上げる「心と体」の習慣 相川圭子

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