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2023年3月のおすすめ

電子書籍のおすすめタイトルをご紹介

【出会いと分かれの季節にグッとくる小説特集】


遠い空の下、互いを思いながらも、すれ違いと別れを繰り返す二人。それぞれの人生を歩んできた男女が、再び巡り逢うまでの物語。

糸 / 林民夫

北海道で生まれ育った高橋漣は、花火大会で出会った園田葵に一目惚れ。彼女が義父から虐待されていることを知るが、まだ中学生の漣には何もできなかった。それから八年。漣は地元のチーズ工房で働き、葵は東京にいた。 遠い空の下、互いを思いながらも、すれ違いと別れを繰り返す二人。それぞれの人生を歩んできた男女が、再び巡り逢うまでの物語。


永遠の別れを経て知る、夫婦とは、愛とは、生きるとは――。最愛の夫との出会いから別れまでを綴った1冊。

7秒間のハグ / 山村美智

『ひょうきん族』などで活躍した元フジテレビアナウンサーで、現女優として活躍する山村美智が、最愛の夫との出会いから別れまでを綴った1冊。36年半の夫婦の歴史において、自由と幸福の光に満ちていた日々があった一方、浮気と孤独の影もさしていた時期もあったなど、決していいことだけでない、夫婦にまつわるエピソードを赤裸々に告白。また、一人から二人になる喜び、二人から一人になる悲しみを夫の闘病を通して真正面から見つめている。 愛する人を、愛する人と一緒にいられる日々を抱きしめたくなるような夫婦録。


今日も楽しかったね、よかったね。歳を重ねていく中での、イヌやネコとの生活の喜びや別れの悲しみを、明るいタッチで描く連作小説。

子のない夫婦とネコ / 群ようこ

これまでも、ネコをはじめたくさんの動物たちについてエッセイや小説で書いてきた群ようこさんが、「老いとペット」をテーマに描く連作小説。歳を重ねて、イヌやネコたちと暮らすのは、もちろん喜びだけじゃなく、切ない別れもある。でも、やっぱり、一緒がいいよね、と思わせてくれる、笑ってじわっとくる5編。


「マンハッタン・キス」「あなたに会えてよかった」など恋愛ポップスの名曲をモチーフにした十編のラブストーリー。片思い、不倫の恋、出会い、別れ……、切なくて前向きなそれぞれの愛の形。

世界中の誰よりきっと / 真野朋子

「マンハッタン・キス」「あなたに会えてよかった」など恋愛ポップスの名曲をモチーフにした十編のラブストーリー。片思い、不倫の恋、出会い、別れ……、切なくて前向きなそれぞれの愛の形。


ヘルシンキの街角にある「かもめ食堂」。日本人女性のサチエが店主をつとめるその食堂。普通だけどおかしな人々が織り成す、幸福な物語。

かもめ食堂 / 群ようこ

ヘルシンキの街角にある「かもめ食堂」。日本人女性のサチエが店主をつとめるその食堂の看板メニューは、彼女が心をこめて握る「おにぎり」。けれどもお客といえば、日本おたくの青年トンミひとり。ある日そこへ、訳あり気な日本人女性、ミドリとマサコがやってきて、店を手伝うことになり…。

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