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全身にパワーがみなぎる「正しい歩き方」「正しい座り方」 #6 ヒマラヤ大聖者の免疫力を上げる「心と体」の習慣

新型コロナの蔓延で、不安やストレスを抱えている人は多いでしょう。それがよけいに免疫力を弱め、ウイルスにかかりやすい身体をつくってしまいます。そんな私たちに手を差し伸べてくれるのは、女性で史上初めて「究極のサマディ(悟り)」に達したヒマラヤ大聖者・相川圭子さんの『ヒマラヤ大聖者の免疫力を上げる「心と体」の習慣』。食事から、呼吸、考え方、瞑想まで、すぐに実践できる「免疫力を上げる習慣」をご紹介します。

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パワーが満ちる「正しい歩き方」

歩き方を、わざわざ教わって習得した人は滅多にいないでしょう。物心ついたら歩けるようになっていた、というのが一般的です。

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そのため、歩き方は十人十色です。背中を丸めて自信なげに歩く人、肩で風を切るように堂々と歩く人、スタイルをよく見せるためにヒールを履き、ひょこひょこ歩きをしている人など、その人の内面までもが、歩き方に反映されています。

だから、内面が変わればエネルギーが変わり、歩き方が変わります。また、正しい姿勢の歩き方に変われば、少しずつ内面も変わってきます

ここでは体のバランスを整え、パワーが満ちやすくなる歩き方をお教えします。

(1) 姿勢を正して立ちます(頭のてっぺんと天がつながり、引っ張られているようなイメージ)。

(2) おへそが引っ張られるようなイメージで、腰から足を前に出します。

(3) そのまま左右の足を交互に前へ出して歩きます。

手や足などのパーツを意識せず、全身を連動させて体を動かします。引っ張られることを意識すると、腰を中心に、体全体がスーッと前へ進むはずです。

体全体が自然と前へ進めば、木の枝が風に揺れるように、腕も無理なく振れます。自分の体は自然の一部であることを胸にとどめて歩きましょう。ストレスを受けずに免疫力が高まる歩き方です。

エネルギーを受け取る「正しい座り方」

座るとき、一番大切なのは、体の軸をまっすぐにすることです。椅子に座っているとき、あぐらをかいているとき、正座をしているときなど、どんなシーンにも共通します。

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前かがみにも、右にも左にも体をずらさず、体の中心を意識して、まっすぐにしましょう。「背筋を伸ばす」と言うと腰が反ってしまう人がいるので、「骨盤を立てる」というイメージのほうがよいかもしれません。ただし頑張りません。内側から自然になります。

体は、天からエネルギーをいただくアンテナのようなものです。骨盤を立てることで、体の軸がピンと伸びて気道がストレートになります。呼吸が楽になり、自律神経のバランスが整うという医学的メリットもあります。

常に軸を意識するのは大変かもしれません。ですから、慣れるまでは、例えば、横座りするときは時々反対の座り方をするように心がけてください。

横座りというのは、正座した足を横に崩した座り方のことです。このように座ると、体の中心の軸がずれてしまい、エネルギーを受け取りにくくなるので注意しましょう。

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ヒマラヤ大聖者の免疫力を上げる「心と体」の習慣 相川圭子

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