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炭酸刺繍マガジン

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架空の詩集「炭酸刺繡」をテーマに詩を募り、まとめています
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#炭酸

詩の募集終了しました 炭酸刺繡|盛夏編 多くのご投稿感謝いたします

架空の詩集「炭酸刺繡」を編さんする名目で、詩を募ります 炭酸刺繡という言葉から連想した詩を、作ってみませんか? 「炭酸刺繡」とは… 架空の詩集の表題です 字面と音が、気に入っております 参加のしおり ・「炭酸刺繡」というワードから連想した詩を、ご投稿ください ・「炭酸」「刺繍」それぞれをテーマにしてもOK ・新作・無料記事限定 ・できれば500字以内でお願いします 短くても、もちろん可 ・しめきりは 8/8(木)23:59まで ・形式は自由  ・この記事を、あなたの

「炭酸」刺繍

ラムネの炭酸 しゅわしゅわしゅわ ラムネの炭酸 しゅわしゅわしゅわ フタを抑える力が弱いから またおててが濡れちゃった ラムネの炭酸 しゅわしゅわしゅわ ラムネの炭酸 しゅわしゅわしゅわ 夏の風物詩のような気がするけど 実際 一年中 存在する ラムネの炭酸 一気飲みはダメよ 喉を痛めるから ラムネの炭酸 しゅわしゅわしゅわ ラムネの炭酸 しゅわしゅわしゅわ ラムネの炭酸と共に儚く消える 僕の夢 僕の初恋 僕の人生 いや ここで人生終わらせちゃいけない まだまだ

【詩】夜空にはじけるもの《炭酸刺繍》

いっせいに浮かぶ浮かぶ みんなの心の泡ぶくが ぷわぷわ ぷわぷわ すごい勢いで夜空に浮かぶ まるで炭酸水の泡みたい まるで花火大会みたい ううん 今夜はほんとに花火大会よ しゅるしゅるしゅるっとあがって じゅわじゅわじゅわ~って 細かくはじけているのは花火だから。 ほら少し火薬臭いでしょ? 焦げてるの? 燃えてるの? 何が? だから花火の火薬がね ううん みんなの心がね でもみんな夜空にはじけて消えたから ああすっきりしたね 最後に大きな花火がばんっ!って広がったね 金の

考えらんない

冷蔵庫を開ける 麦茶と炭酸がある安心感 小さかったころは あまいあまい麦茶を好いていたもんだけど いまでは 考えらんない 炭酸がない夏も 考えらんない 冷凍庫には ソーダ味の棒アイスを 住まわせる 夏のあいだだけ 住まわせる わたしに食べられるために 住まわせる 炭酸がない夏なんて 考えらんない 今日も暑い けど 暑くない夏なんて 考えらんない

【詩】だから私は炭酸が好き

好きになったのはいつからだろう あなたのすべてが 格好良く見える 志望大学に悩む時 いや 本当はあなたと一緒が良かったのかな 自分の夢を目指しても あなたがいないと私―― 叶わない恋かもしれない あなたの笑顔が少し怖い 私はどう思われているのだろう あなたは私を―― 自動販売機の炭酸を買う 口の中で弾ける 心の中のもやもやが 少し晴れる気がした 背中を押されてるようで――  ――あの、好きです! 今、こうして同じ大学に通えるのは幸せです /// 「炭酸が好き」に応

炭酸刺繍 盛夏編に参加します!③

フレーバーティー炭酸とノンアルコール!! 甘い炭酸もいいけど 甘くない炭酸も 良き 紅茶にフルーツを入れて そこに炭酸 甘みも苦みも 全部飲み干せる!! 楽しさも苦しみも 全部飲んだ 1つ大人に なってる きっと ノンアルコールも ハイボール 薬膳な 独特さも良き また大人になった 苦労を知った頃に 飲んだ 大人の味 ありがとう!! ✼こげおこげさん、ヘッダー使わしてもらいます。ありがとうございます!!

悪くない

サイダーを 透明な炭酸 と 言っちゃうのは どこの どなたかしら? コーラは 黒い炭酸で ジンジャーエールは 黄金の炭酸 なのかしら? んー あんがい 悪くないわねえ

輝いておいでです

炭酸が はじけ飛ぶ 一瞬だけ 小さな虹をつくって はじけ飛ぶ 一緒に わたしの夢も はじけ飛ぶ くだけ散ったわけではないの カンチガイなさらないでね 頭の上では あやしげに 月が輝いておいでです 炭酸が はじけ飛ぶ 一緒に わたしの想いも はじけ飛ぶ

かけ足で

透明な炭酸が 入ったビン センをしないで 青い空に 放ってみる 透明な炭酸が 青い空に かけ足で 急いでいく あわてることはないのにと 思うのだけれど 彼らには 時間がない 彼らにとって 夏は あまりにも 短すぎるから

炭酸みたいにはじける夏

キミは もう 夏に飛びこんでいく準備 できているのかい? キミは ちゃんと 夏に飛びこんでいく勇気 持ちあわせているのかい? 思いっきり強がって ぜんぜん大丈夫だよ なんて 言ってみても いいんだよ ちょっと悪ガキっぽく へへん そんなのあったりまえさあ なんて 言ってみたって いいんだよ だって 夏なんだからさ 夏なんだから 炭酸みたいに めいっぱい 勢いよく はじけちゃいなよ 後悔のないように なんて そんなこと言わないよ 後悔したっていいさ 後悔なんて いく

そわそわ わくわく

炭酸の季節は まだかなあ 思わず 口に出していた ほんの 数週間前のこと そのわたしの言葉に ねこが 鋭く反応した すっかり あの あわあわ しゅわしゅわの とりこになってしまったようなのだ その日は わたしも ねこも そわそわしてしまって わくわくもしてしまって 気になって 気になって なかなか 寝つけなかった 炭酸の季節が 来たみたいだねえ あのときと同じ 思わず 口に出していた つい いまさっきのこと そのわたしの言葉に やはり ねこが 鋭く反応した 今

炭酸刺繡 The Last

理想郷の恋 あなたがうつむく わたしはみあげる あなたのどこか青めいた視線が私を見ている それだけでわたしは満ちる いっぱいになってあふれる炭酸のつぶ ついばむ小鳥 小鳥とそらにむかったわたしの恋 そらにひろがりタソガレイロ その刺繍のうつくしさもわすれて あなたのむねでやわらかなねむりにつく 藤家秋さん よろしゅうございますか?まだ

Jigsaw Puzzle〔炭酸刺繍〕

今夜絶対最後までやってやるからな お前にハメてやるのが楽しみで仕方ねえ 大見得を切ってみたとて一人きり 刺繍のようにひと目ひと目を紡ぐわけじゃなくて 重ならないのが正解なんて知るかよ でもお前には因縁感じてるんだぜ 何度トライしてもダメだったからな どれだけ頑張ってもムリだったのに ついに想いが通じたか? この日をどれだけ待ち焦がれたことか ついに念願が叶う日がやってきた まずは一人で景気付け 炭酸のシュワシュワが喉に心地いい お前は時折ふっと目の前からいなくな

【炭酸刺繍】レモンスカッシュ

捉えどころのない君は しゅわしゅわ弾ける炭酸みたい 何考えてるのか分からない 欲しい言葉はくれやしない しゅわしゅわ弾けた炭酸からは 酸っぱいレモンの香りがした 香りの向こうに君の顔が浮かんできた 意味ありげに微笑んでいる わたしの事はすきですか? 待っていてもいいですか? よく晴れた午後のひと時 おいしいスイーツとレモンスカッシュ ハッキリしない君の事は レモンスカッシュに溶かしてしまえ ぐいっと一気に飲み干せば 君はいつまでもわたしの中に ずっと一緒よ 君