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小川奈緒さん「すこやかなほうへ」を読んだ感想~しなやかな感性に触れられる一冊~

voicyでフォローしている小川奈緒さんの「すこやかなほうへ 今とこれからの暮らし方 (集英社クリエイティブ)」を読みました。
その感想をお届けします(率直な言葉で読みにくいかもれませんが、読了後の感覚そのままを味わっていただければと思います^^;)。
読もうかな、どうしようかな、と思っている方の参考になれば幸いです。

しなやかな感性に触れられる一冊

なんだか日々が疲れて、モヤモヤする、そんな時にパラパラとめくると、穏やかな文章と写真が心と頭を癒してくれる

ただ穏やかなだけでなく、そこには筆者がフリーランスとして生き抜いてきた、確固たる芯を感じ取れる。
どこか少し冷たい印象を受けることもある文面にも遭遇するが、そこが筆者らしさでもあり、好感を抱く読者も多いのではないか。過去は過去と、ばっさりと切る感じは潔い。清々しさすらも感じる。

特に、中学受験、介護などの生活の中で起こるネガティブな事柄に対して、その事柄を鉛筆の線で書いたように明確にし、どう向き合ってゆけばよいかを指南してくれる部分は読み応えがある。
力強くも、緩やかな時間の流れを共有してくれる暮らしのエッセイ。

大変なライフイベントにもじっくりと向き合い、モヤモヤの正体を紐解く。

焦ることや戦うことはせず、大変さにも意味があると抱擁するような感覚になれる。

仕事や子育てに向き合っているすべての人におすすめの一冊です。

夏の暑さにバテてしまう日々も涼やかにしてくれます。
読みたい本を読んで頭と心をすっきりし、息抜きしてみませんか?

小川奈緒さんのnoteはこちらからどうぞ。
働き方も暮らし方も、学びが多く、憧れの存在です。


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