我々はどう働くべきか その1

専門家でもない、ただの労働者の意見です。
これを書いている日は勤労感謝の日。
ということで、ちょっと働くということを考えてみる。

働くことについて
自己犠牲、頑張るのは当たり前、という考えは、最近の20代30代はあまりないように感じる。
もしかしたら、40代50代も、頑張りたくないと思っているかもしれないが、全体的には頑張るべき、が蔓延している気がしてならない。

労働
労働者が一生懸命働いても、経営者のベンツが増えるだけ、という笑い話もあるくらいだ。
我々労働者がどれだけ働いても、給料以上はもらえるわけではない。
じゃあ、怠けた方がいいのかというと、まさにその通りだと思っている。
例えば、時給1,000円の仕事があるとして、めちゃくちゃ頑張って働いても、サボりながらが働いても、1時間働いてもらえるのは1,000円だ。
1,000円以上の働きをした場合、儲けるのは経営者だ、労働者には得はない。
経営者はどうにかして労働者をたくさん働かせてようとする、その方が儲かるから。
労働者が出来るだけ効率良くサボろうとすることも、経営者が出来るだけ効率良く働かせようとすることも、どちらも自然なことだ。

なのだが、日本人は働きすぎな気がする。
時給1,000円の仕事に、求めるスペックが高すぎる。
それでも時給が上がらないのは、時給1,000円で高スペックで働いてくれる人が絶えないからだろう。
もちろん、働かなければならないから時給1,000円の仕事でもするしかない、という人もいるだろう。
労働という面で考えると、時給1,000円なら頑張らない方がいい
時給以上に頑張らない人が増えれば、労働者はこれ以上苦しくなるのを止められるかもしれないと思っている

仕事
労働者は頑張らない方がいい、と言ったが、仕事に関しては頑張った方がいい。
矛盾している。
矛盾しているが、働くことは、労働という面と仕事という面、どちらもあると思っている。
よりよい生活、よりよい人生を送るために、仕事はかなり重要な位置にある。
しかし、よっぽど仕事が好きでない限り、仕事が人生の最重要項目になってはいけないと考えている。

スキルアップや、自己実現のため、仕事を頑張るのは素敵なことだが、労働を頑張ってはいけない。
その2を書く時に、労働仕事についてもう少し書きたいと思う。

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