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冥王星

かなり前の話だが・・・ 冥王星が 仲間はずれにされたらしい・・

学者達が集まって 太陽系の第9惑星だった冥王星を惑星から除外した。
アメリカ人が発見した唯一の惑星ということで、アメリカはプライドをかけて 冥王星を惑星として残そうとしたらしいが、他の国々に反対され惑星から降格した。
アメリカという国は よほど嫌われているらしい・・

たぶん 日本はアメリカの味方をしたのだろうが、日本も元々嫌われているので 誰も話を聞いてくれなかったのかもしれない。

俺的に考えれば 今回の騒動は こういう話なのか・・

今まで太陽オヤジとその子ども達9人は 太陽一家と呼ばれ、仲良く暮らしていた。
一番年下の子どもは冥王君といい、ちょっと変わっていた。
行動が他の子どもと違っていたのである。

いつも遠くまで遊びに行ってしまい、なかなか帰って来ない。
体も 他の子どもとは違って、かなり小さい・・
「正妻の子どもじゃないから おかしな行動を取るんだ!!」
そんな陰口を叩かれていた。

そんなある日、太陽オヤジに 隠し子発見!! 
やはり冥王君と同じで 正妻の子どもじゃない!!
しかも3人も見つかったのである。

最初は 責任を取って認知するという話になったのだが、よくよく話を聞いてみると 他にも何人か隠し子がいるということになって来た。
太陽オヤジに聞いても 「昔の話なので 他に何人子どもを作ったのか分からない」と言っている。

下半身のだらしないオヤジである。
家族や親戚が集まって会議をしたが、「このままでは収拾が付かなくなるから、正妻の子どもだけを 改めて本当の子どもと認めよう!!」という結論になった。

こんな感じか!?

学者達の結論はどうでもいいのだが、我が家では このニュースでちょっと盛り上がった。
娘2人が セーラームーンの大ファンなのである。

アニメ版、実写版、劇場版のビデオはもちろん、セーラー戦士のフィギュアも我が家には全部揃っている。
その物語の中に 冥王星を守護に持つセーラープルートというセーラー戦士がいる。

「パパ! セーラープルートはどうなるの?」
「そんなこと俺に聞かれたって・・ まあ 惑星じゃ無くなったんだから、セーラー戦士から抜けなきゃダメだろうな!!」
「かわいそ~!!」

我が家の冥王星問題は その程度なのである。

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