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V6・岡田准一ファン歴20年の雑感

最近、色々な事が大きく動いていて、自分の心をスッキリさせるためにも書いてみようと思う。
ここに書くのはあくまで私自身の感想や考えであることをご了承ください。

私が岡田くんのファンになって20年が経つ。
20年前、たまたまつけたテレビで、ある曲のMVが流れていた。その曲中に肩宙のあとにソロパートを歌い、ニコッと笑う超絶イケメンの姿に一目惚れをした。その人こそ、V6の岡田准一であった。
ちなみに「ある曲」とは「Darling/V6」である。

一目惚れの後、初めてづくしだった。
初めてCDを買い、ファンクラブに入り、ライブに行き、握手会も参加した。
当時、同級生にもV6ファンがいた事もあり、本当に楽しい日々であった。

しかし、進学・就職・結婚・出産と様々なライフイベントが続き
V6や岡田くんへの熱は少し下火になった。ファンクラブも気づいたら退会していた。
それでも、V6のアルバムは欠かさず買ってたし、岡田くんの映画は全て見たし、カウコンは毎年欠かさず見てた。

自分の趣味に時間を使えるようになり、V6のファンクラブに入り直したのは2019年だった。
2020年は無観客ライブ、2021年の解散ライブはあえなく全滅し、私はV6の現場に行けずじまいだった。岡田准一ファンクラブに入ってからも映画イベントの案内があったが、遠方だったり落選したりで会えずじまいである。

実のところ、現時点で最後に生の岡田くんを見たのは2008年のコンサートだ。
長い間会えずとも、岡田くんを好きで、応援したいと思う気持ちは何だろうと考える事がある。

もちろんお顔は綺麗でカッコイイ。でもそれだけでは20年間好きでいられない。

努力家なところ。強いところ。実は可愛いところ。
好きな所をあげるともっとあるが、最も言いたいのは
「優しいところ」
である。
彼はコロナ禍に事務所内にスポーツジムを作る事を提案したり、アクションの稽古をしたりと後輩を思っての行動を、近年耳にする事が増えた。

ジャニーズ事務所内でもベテランの世代になってきた彼は「残ることで後輩にできることがあるのではないかという考えから、会社を良くしようと様々な提案をしてくれた」のだ。
(括弧書きなのは事務所からの退所発表で使われた文言ゆえです。)
自分の事だけでなく、後輩や事務所の将来の事まで気にかけていたのだろう。本当に優しい人だ。

今回の退所は、先代の問題に起因すると事務所も明言した。 
ファンクラブ動画と事務所のコメントをふまえると(憶測になってしまう点は否めないが)、
映画製作にあたりスポンサーや製作陣から難色を示されたのだろう。映画製作が困難になってしまったのだろう。
苦渋の選択であったと彼は言っていた。作品を作り続けるためにやむを得ない退所、なのだろう。

「岡田くんは退所しても俳優として十分やっていけるよ」
私が岡田ファンである事を知る周囲の人からはそういう言葉をいただく。名誉な事である。しかし、それは私にとっては複雑だ。

もちろん岡田くんが映画を作り続けることがファンとしての1番の願いだ。
しかし、岡田くんが、その次に(もしくはそれと並行して)大切にしていた、後輩や事務所への働きかけは、退所すればきっと途絶えてしまう。
ひょっとしたら外部講師という形で後輩を指導する日が来るのかもしれないが、今よりもハードルは上がるだろう。

退所によって映画作りは奪われないが
後輩や事務所への働きかけは失われてしまうのだ。
私はそれがとても悔しい。
退所したとて彼の優しさが無くなる訳では無いが
彼の優しさゆえの行動が途絶えてしまう事が悔しい。

事務所は「本来タレントを守らなければならない弊社が、会社の問題により所属タレントである岡田に苦しい思いの決断をさせてしまったこと」を謝罪している。全くもってその通りである。
退所後は誰が岡田くんを守ってくれるのだろうか。身も心も強い彼だが、それでもイチ俳優として守られなくてはならない事はあるだろう。
芸能事務所や映画製作の事はよく分からないが、彼と仕事で携わる方々はどうか彼を大切にして守ってほしい。

頭では理解が出来てるが、心はまだ退所を受け入れられていない。
未だにV6の解散ライブのドキュメンタリーは見れてない人間である。
今回の退所も飲み込むのに時間がかかるだろう。

君に出会えたことが嬉しい。
どうか幸せでありますように。

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