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カナダ人に家中にいるハエが気持ち悪いので対処してほしいと伝えた結果
私が居住していたシェアハウスには常に蝿が飛んでいた。
ご飯を食べているとお皿に1センチくらいある大きな蝿がとまる。キッチンには2〜30匹の小蝿が常に飛んでいたし、冷蔵庫にも歩き回っていた。
自分の部屋で寝ていると耳元でハエの音が聞こえる。そんな具合だ。
私は気持ち悪すぎて家のオーナーに対処をしてほしいとお願いすることにした。
連絡をするとカナダ人のオーナーが私の部屋をゴンゴン叩きながら入ってきた。
「虫はどこだ?!」
というので、ここです。とキッチンにいる蠅を見せた。すると
「これはFruit fly!!!(フルーツフライ)」
と元気よく紹介してくれた。
うん、知っている。こいつらが何なのかは知ってる。気持ち悪いからどうにかしてくれと伝えると
「これはノーマルなことで、彼らは私たちに何も悪さをしてこないよ!暖かい季節になってきた証だ!!」
こちらの意図は伝わらない。呆れてOK!OK!と話を終えた。
次の日キッチンを見てみると、ビネガーの入った小皿が至る所に設置されていた。が、小蝿は飛んでいる。そしてその小皿の中にはえげつないほどの小蝿が死んでいたり、瀕死状態でビネガーの中を泳いでいた。
原始的で環境に優しい方法で蝿対策を実行してくれた。
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