レコードレビュー 113枚目 ウィズザビートルズ ドイツ盤

今回は、先日発売された、赤盤に追加収録された、
ロール・オーバー・ベートーヴェン、ユー・リアリー・ゴッタ・ホールド・オン・ミーが収録されているウィズザビートルズのドイツ盤をレビューする。
この時代のステレオ盤は、モノラルが主流だったので、生産が極端に少なく、プレミア価格となっている。
日本盤以外で、安くステレオ盤を購入したいと考えていたら、3000円台で再発盤だが、ドイツ盤を購入するチャンスを得られたので、購入した。

ドイツ盤は、とても面白い点が2つある。
1つ目は、ジャケットである。
ウィズザビートルズのジャケットは、写真は、イギリス盤と一緒なのだが、タイトルの位置が違く、
また、緑色の四角の線が追加されている。
2つ目は、オール・マイ・ラヴィングである。
ドイツ盤には、なんと、冒頭にハイハットが収録されているのである。
このバージョンは、ドイツ盤の他に、数枚のレコードでしか聴けない。

そして、音質なのだが、ステレオと言いながら、
残念ながら、全体的に、フィルターがかかっていて、音がこもって聴こえる印象を抱いた。
また、ロール・オーバー・ベートーヴェンでは、
イントロのギター音が最初、とても小さく、途中
から、急に大きくなって聴こえた。
やっぱり、良い音質で聴くならば、当時のuk ステレオ盤を買うしかないのかもしれない。
星は、2.8