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気象予報士試験対策 専門知識 竜巻関連

竜巻発生確度ナウキャスト
10kmメッシュにおける竜巻等の発生のしやすさの解析結果を表示。
10分ごとに更新し、1時間先までの予測を行っています。

発生確度1と発生確度2の2段階で、発生確度2になった地域には「竜巻注意情報」が発表されます。

発生確度2 竜巻などの激しい突風が発生する可能性があり注意が必要。
     予測の的中率は7〜14%。捕捉率は50〜70%。
発生確度1 竜巻などの激しい突風が発生する可能性がある。
     予測の的中率は1〜7%。捕捉率は80%程度で見逃しが少ないのが特徴。

🟢半日〜1日前程度 「竜巻などの激しい突風のおそれ」を明記して気象情報で発表。
🟡数時間前     雷注意報において「竜巻」を明記して特段の注意喚起を。
🔴発生確度2             竜巻注意情報を発表。

ナウキャスト・・・現在(Now)と予測(Forcast)を組み合わせた言葉。
   現在の状況を詳細かつ迅速に解析し、短い時間の予測を頻繁に更新すること。
 ナウキャストには
 ・降水ナウキャスト
 ・雷ナウキャスト
 ・竜巻発生確度ナウキャスト 
 ・高解像度降水ナウキャスト
    があります。

気象庁ウェブサイトから引用

竜巻の発生・竜巻の被害発生についても試験に出ます。
竜巻は海上や特に海岸付近で多く発生しています(関東地方の内陸部でも発生していますが)。
竜巻は旋衝風(せんこうふう)であるため、渦は時計回りと反時計回りの両方があります。

藤田(F)スケール
藤田哲也博士が1971年に考案したもの。F0からF5までの6段階で示す。
日本ではF4以上の竜巻の観測はされていません。

気象庁ウェブサイトから引用


竜巻が発生したら
(屋外)
・頑丈な建物の中に避難
・建物の中に入れないときは物陰で小さくなる
・木や電柱から離れる
(屋内)
・1階の窓のない部屋へ移動(トイレ、風呂など)
・窓や外壁から離れる(飛来したものが突き抜けてくることがある)
・雨戸やカーテンを閉める
・浴槽や机の下などで小さくなって頭を守る

以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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