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気象予報士試験の受験生を応援 vol.1

めざせ!気象予報士!

気象予報士試験合格には独学で1発合格という方もいらっしゃいます。小学生で合格された方もいらっしゃいます。こういった方は類稀なる才能をお持ちか、弛まぬ努力の結果だと思っています。
気象予報士試験は気象業務支援センターが年2回行っている国家試験です。
私は何度もトライしました。そういう意味では、ベテラン受験生であったということです。

気象予報士試験の最大の難関ポイントは実技試験です。学科試験は何度も合格するのに、実技試験が突破できない受験生が多数います。
受験参考書に書かれていることや、講座を受けたときに聞かされた金文言があります。『解答は「見たまま、問われたまま」書けば良い。問われていないことを書くと減点となる』。
過去問を解き、その解説を見て自分の解答と見比べてみて、独学時代はどこが減点となっているのか理解に苦しみました。
問われている意味が大体当たっていれば良いのではないかとずっと思っていました。
大学時に理科系の国家資格を受験しました。当時は大問4つの完全記述式であり、ある意味数学の証明問題のようなもので、問題によっては証明できればある程度の言葉の冗長度は合否を左右するほどの影響はなかったことから、そのようなものだと思っていました。でもそれは思い過ごしというか勘違いでした。
国家試験ですので、型があります。気象予報士試験は気象の予報を行うプロセスを正しく理解しているかを試す試験であり、型から逸脱することは合格を遠ざけてしまいます。

合格への近道は、専門の講師による講座を受講することです。講座によっては多額の金額が必要となるものもあるので、よく調べて受講するようにしてください。
専門の講師による解説やアドバイスは独学では気がつかない自分の弱点の補強を行うことができるので結果的に安上がりになると思います。

気象予報士試験は学科試験と実技試験から構成されています。学科試験で合格点に達しなければ実技試験は採点すら行ってもらえません。ですから学科試験をまずはパスすることが第一条件となりますが、学科試験と実技試験では求められる知識や能力のレベルが大きく異なっているので、実技試験対策が何よりも大切になってきます。

社会人になって気象予報士試験の勉強を始めました。この資格を取得したからといって給料が上がるわけでもなく、この資格を活用した部門もありません。
家族からも受験勉強に費やす時間を考えたら独学ではなくスクールに入ることを何度も言われましたが、当時ネットなどで独学で合格可能という話を聞いていたことや、スクールに通う時間的な余裕もなかったので、甘えて独学を続けていたような気がします。

エジソン流にいうならば、私は合格しないたくさんの方法を見つけたということになります。
次回以降、皆様の受験勉強にお役に立てたらという気持ちで発信していきます。

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