過去の自分を認める
文豪が愛したホテル
TVで今朝、以前このホテルに勤めていた男性がインタビューを受けていたんです。
当時の写真では20代の頃かな?
伊集院 静先生の原稿を運んだりしてたんですって。9年勤めて退社する時に、彼は本人からサイン入りの本をプレゼントしていただいたと、素敵なエピソードをお話になっていました。
その本には、直筆で『若い時こそ苦労しなさい。あとできっと役に立つから』と、うろ覚えなんですがメッセージが書かれてたんですね。
で、その映像を見て『よく聞く言葉だな』『もう知ってるよ』って一瞬思いながらも、気付けば自分の20代を振り返ってたんですね。
そんな風に過ごしてこなかった、後悔だらけの心の中でいつものダメ出しが始まった…
もっとこうしていたら。
何であそこで満足してたのか。
いや。始まりかけたんですが…
そこでSTOP!!!!
社会に出てから、自分だって一生懸命やっていたじゃないか!
時に大失敗して、お客様に怒られ謝り(当然)
夜遅くまで働いて目をつぶって開けたらまた翌朝の電車の中。
あれ?帰った?寝たっけ?自分…みたいな。
記憶が昨日なのか一昨日なのかあやふやになるほど…。みんなで励まし合って
駆け抜けていたじゃないか!!!!!!!!!
20代はとにかくよく叱られ、育てられました。
社会のルールと共に体得した、お客様への心からのホスピタリティは今でも人生の指針となっています。
皆さんも似たようなことおありだと思うんです。
ガムシャラな時期の流行りソングは知らない説
的な。仕事に限らず子育ての時期なんかも。
冷静になってもう一度記憶を辿りながら、涙が溢れてきました。
ちゃんとやってきたじゃないか…
糧となって今も過ごせているじゃないか!
まさにあのメッセージの通り。
間違いなく役に立ってる。
偉人でなくても、同じ言葉を自分だって贈れる。
すごいじゃないですか。
年齢を重ねるのも悪くないですよね。
( ニッコリマーク)
いつまでも、自分を認めずこのまま生きていくわけにいかない。と再び強く言い聞かせた朝となりました。
本番の人生を歩まなければ。
インタビューの男性が話してくれたことでまた気を引き締めることができました。
休業を決めた『山の上ホテル』さんも
ひとまずはお疲れ様でした。
やっぱり行っておけば良かったな!
やりたい事はやっておくこと。
はい!
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