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この夏はヨガで筋肉量と保水力をアップ


初めての本格的なレッスン

 熱中症警戒アラートが連日発表されるなど、西日本を中心に関東一円でも猛暑日が続いている。日中の外出はなるべく控えているが、それでも一日の終わりにはどっと疲れが出てしまったほどだから侮れない。

 都心部から移住して早や1年が過ぎた。時間的な余裕ができたこともあり、少し運動をしようと街が主催するヨガ教室などに通い始めた。ヨガは、コロナ禍に勤務していた会社がスポーツクラブと契約をして、オンラインでヨガやピラティス教室を配信するサービスを開始した際に、何度か参加したことがある。オンランなので何となく雰囲気をつかめただけで、本格的にレッスンを受けるのは今回が初めてといっていいだろう。

BodyComposistionAnalyzerで全身チェック

 教室が始まる前に、初回のみの筋力測定があった。無料講座だというのに、スタッフの方が機械で測定してくれ、プリントアウトした測定結果までもらえるという特典つき。

 移住する前は、仕事で外出も多く、夜は近くの公園をウォーキングしていたから、ほぼ毎日1万歩前後歩いていた。ところが移住後は、仕事で外出する事もなく、公園がないことを口実にウォーキングもしなくなった。

 さぞかし脂肪だらけの体になっていることだろう。お腹まわりのたるみもきになるし…と、夏休み前の成績表を開く思いで見てみると、意外や意外、さほど筋肉量が落ちておらず、脂肪も心配するほどには増えていなかった。なんとまぁラッキーな事よ、とかなり気を良くしてレッスン会場へ。

保水の役目をする筋肉

 初回のレッスンでは、簡単にヨガについての説明があった。その中で

「筋肉は水分を保持する場所です。筋肉が多ければ多いほど、貯水力が大きくなります。それだけ体の中に水分をためておけるということですね。ヨガで筋肉をつけておけば、熱中症などにもなりにくい体になります」

 とあり、恥ずかしながら筋肉に保水力があることを初めて知った。

 しかし、ヨガでそんなに筋肉が付くものなのだろうか。先のオンライン教室に参加した際、ピラティスは狭い部屋で見様見真似のポーズながら、筋肉がプルプルするほどきつい思いをした。それに比べてヨガはかなり楽だったという印象しかない。果たしてそれで筋肉が付くのだろうか。

痛みがあると筋肉が硬くなる

 最初にヨガの基本的な説明があってから、いざレッスン開始。最初は軽く体をほぐしたり、首や肩をまわしたり。長年のデスクワークがたたり、肩や首はバキバキ。それでも最初は楽勝だったが、次第に難しいポーズに入っていく。痛む肩や首まわりも、これでよくなるのならと頑張ってポーズを取っていたところ、

 「痛みがあってはいけません。痛い所までやると、筋肉がより硬くなってしまいます。痛いのはやりすぎ。程よいところで止めましょう」と先生。

 無理せず痛くない範囲でとはよく聞くが、筋肉が硬くなってしまうとは初めて聞いた。今より硬くなったら大変と、慌てて緩める。それにしても1ポーズが長いこと。最初は楽勝でも、次第に筋肉が震えてくる。いや、舐めていました。ヨガで十分筋肉がつきますね。

宿題が出た!

 7ポーズやったところで初回のレッスン終了。先の測定結果と一緒に、クリアファイルに入れられた分厚い資料が一式、全員に配られる。なかには一つひとつのポーズの写真と名称、効果が載った資料と一緒に「来週のレッスンまでに実施したものに〇をつけて提出しましょう」と記された一覧表までついていた。なんとこれ、宿題だったのだ。

「来週のレッスン迄に、自宅でどのポーズをやったか記録してきてください。やらなかったとしても、この一覧表は提出してくださいね」

白紙提出は避けたい!せっせと頑張るヨガ

 無料レッスンだというのにここまで丁寧にしてもらって、まさか白紙で提出するわけにはいかない。翌日からせっせと自宅でやってみることに。

 1ポーズに5から10呼吸ずつ、ゆっくりとやるのがコツとアドバイスされたのだが、自分でやるとどうしても早くなってしまう。なかなか時間をかけてやれないものだ。そんなインチキヨガでも筋肉がプルプルしてくるのだから情けない。

 筋肉が震えるということは効果が少しは出ているのだろう。やらないよりマシ。なにより白紙提出は避けたい!ちょうど熱中症アラートが出ていることだし、ヨガで筋肉量アップにをして、保水力を高め元気に夏を乗り切ろうと思うのであった。

 


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