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田んぼの準備が始まりました

今朝は冷え込み、外の景色は霜で真っ白になっていました。
昨日ドラム缶に入れて消火して置いたくん炭を、今日はドラム缶から出して袋に詰めます。

しっかり火は消えてしまっています。

火はしっかり消えているので、バケツで量を測りながら袋に詰めていきます。
ひとまず大きな袋に入れて保管し、道の駅の在庫状況を見ながら小袋に詰めて出品していきます。

袋詰めの後、昨日火をつけておいたくん炭を取り出しましたが、少し成績が悪くキレイに焼けたくん炭がそうでないくん炭より少なかったです。

右側のドラム缶がキレイに焼けた方です。

昼からはもみ殻を田んぼに撒く作業をしましたが、なかなか大変でした。
大きな袋に詰めて軽トラに積み、田んぼではその袋を抱えて撒いていく作業ですが、何10回も運んでいると筋肉痛になってしまいました。

土地の人はもみ殻を撒くとヒエの種子が入るといって嫌います。
また、窒素分がほとんどない炭水化物ばかりのもみ殻は、分解するために微生物が土壌中の窒素分を吸収してしまい、イネに必要な窒素分が不足して育ちが悪くなるといわれます。
しかし、もみ殻を撒いた田んぼではイネが元気に育っていて、雑草も少ないような感じを受けます。
窒素分が少ない田んぼでは窒素を好む雑草が生えにくくなり、更にもみ殻を分解する微生物やそれと共生する微生物などが空気中の窒素を取り込み、その共生仲間にイネも加わっていて必要な窒素分を補ってもらっているように思います。
そんなことを想像しながら、今年はもみ殻をたっぷり田んぼに撒いてみようと実行しているところです。

除草剤や殺虫剤を使わず、肥料も入れないイネ作りは今年で4作目になります。
除草作業から少しでも解放されたいので、毎年雑草対策に様々な技術を試しているところです。

田んぼの水溜りで泳ぐオタマジャクシ

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