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◎乙丑(干支番号2):(へこたれない人)

乙丑(癸辛己):天堂星(龍高車騎禄存)  8-5

『乙丑を「雪中和生の木」という。~』
(朱学院算命学六十花甲子法の乙丑日より一部抜粋)
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*解説
乙丑は、晩冬の枯草。
それが木剋土と、乙木が地支の丑土を剋してます。
しかし、蔵干の中の癸水辛金己土をみると、下から上に向かって順に、土生金、金生水、水生木と日干にまで相生してます。
なので、乙丑が木剋土と日干が地支を剋しているといっても、有情。
つまり、内なるものに、「ものごとを生じるはたらき」があるとみます。

ちなみに、丑土には「結紐(けっちゆう)」の名があるように、陰の気が閉じ塞がり、紐(ひも)のように結ばれるところの意味があります。
そのことからして、この乙丑は、寒い冬の枯草ですから、見た目はダメそうなのですが、土中の根は生きてます。
見た目とは違ってそこにはしっかりと生気が宿ってます。
だから、もうすぐ訪れる暖かい春の日差し(陽の気)を浴びたら、順調に新芽を出すことができます。

なので、日干乙丑の人は、へこたれません。
最後は誰かに助けてもらえるとか、最後に好転するとかになるので、ダメになりそうでなかなかダメにはならない。
そのため、土壇場に強く粘り強い。
これは、乙木だけの意味合いからしても粘り強いのですから乙丑なら尚更です。

なので、この干支は粘り強さがあるので、へこたれるようでは自分の持ち味が活かせません。
どんなにつらくても最後には好転するとかにはなりません。
だから、乙丑の人は、粘り強さが取りえとなります。

ただし、地支について、ほかに刑とか冲動、とりわけ、未土があればその粘り強さは減じます。
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