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効果量とは?

非認知能力ともう一本大きなよりどころとして,「効果量」です。
字の通り,効果を及ぼす量です。
有効な教育は何かを研究した結果を示す指標としてあるのがこの考え方です。

これからしばらく参考にさせていただきたいのがこちらです。


効果的な教育の仕組みや方法があるなら,ぜひ知っておきたいですよね。
ですが,そんなに簡単な話でもありません。
あまり単純に効果量の高いものだけやろうとしてしまうと,下記のようなことが起きてしまいます。

①効果量が小さくても無価値ではない。
効果量がマイナスになることもあるのですが,それはやめたほうがいいでしょう。
ですが小さくとも効果量があるものは無価値ではありません。
やらないよりはやったほうがいいということですね。
ですが,今は働き方を改革して,みんなが幸せな世界を目指すべきです!
効果量と費やす時間などは見極める必要もありますね。

②高けりゃそれをしたらいいかというと,思わぬ落とし穴が。
今後,いくつかこの本から紹介させてほしいのですが,直接的にできるというよりは,さまざまな要因が絡まって,それを計画的に行い,要因がどの活動と結びついているのか見極めていかなくてはなりません。
効果量が高い仕組みや活動を知っておくだけでは,効果的な教育を行うのは難しいということですね。


この本を読み進めるにあたって感じたことは,教師は今まで目を背けてきた,もしくは見落としてきたものに直面しなくてはならないということです。

きついと感じることもあるかもしれませんが,これを超えてこそ,教師の専門性が磨けるのではないかと信じております。

まわりにいる同僚と,そして画面越しにつながっている皆さんと励まし合いながら学び続けたいと思います。

お読みいただきありがとうございました。
誰かの「よりどころ」となりますように。

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