ゼロ秒思考 赤羽雄二
今回ご紹介したいのはこちら。
頭の中を模様替えしたくて読んだ一冊です。
ゼロ秒で思考出来たらすごくないですか?
どうしたらそんな思考法が手に入るのでしょうか?
ゼロ秒思考を手に入れるために
よくある話で,優れたリーダーは少ない情報で的確に素早く判断できるという話があります。
最近あるゴジラ系の映画はご覧になっていますか?
ゴジラが出た!!みたいな緊急事態が起きたとき,大体総理大臣が綿綿するか,英断でスピーディーに対処するかで,映画の方向性も結構違いますよね。
優れたリーダーは,少ない情報しか与えられない状態でも,素早くその場の最適な判断をすることができます。
それはなぜか。
判断する状況に置かれる前に良質なアウトプットとインプットを繰り返しながら,自分のレベルアップをしているんですね。
決して,付け焼刃でできたり,何かアッと驚くお手軽レシピがあるわけではありません。
着々と刃を研いでいるんですね。
優秀な経営者は十分な情報がない中で,割合にしたらほしい情報の3割程度の状況でも判断しなければならないときに,的確に素早く決断するそうです。
それは上記のような日々の積み重ねもありますが,さらに,情報の扱い方が上手だからです。
自分が判断するのに必要な情報に目を向け,逆に思考を混乱させるような情報(もし,○○をしたら,▽▽の立場から反論が来るのではないだろうか…のような,何を選んでも付き待っとってくるような,悩んでも仕方がないこと)にあまり価値を置かずに,自分の思考をすっきりさせて判断できるんですね。
つまり,自分の思考をすっきりさせる情報をうまく取り込んでいるということです。
これは日ごろの準備というよりはマインドセットですね。
ゼロ秒思考は日々の鍛錬とマインドセットから生まれてくるのです。
※著書にはもっと詳しく書いているのでぜひ。
手に入れた先には
上記したような優れたリーダーには近づけそうですよね。
「いやいや。私はリーダーには…」
という方も,生活でも生きてくることはたくさんあります。
判断が速くなることで,くよくよしている時間が減り,ポジティブに活動ができます。
判断が速いことで,余計な情報に振り回されず,自分の為したいことと向き合える時間が増えます。
仮にライバルがいるのであれば,後手の勝負にならず,先手で動くことができます。
さらにゼロ秒思考を発展させれば,人生の悩みも考えることだって可能です。人とかかわり,書籍に触れることで,哲学的思考も可能になるでしょう。
とにかく人生に豊かさをもたらしてくれること間違いなしです!
メモがカギ
本書の半分以上はメモについて紹介しています。
赤羽さんが提案しているのはA4判の紙にメモする方法です。
メモに関する書籍はたくさんありますが,いろいろ読む中でお気に入りの方法を探せるといいですね。私はしばらく,このメモの方法を続けていく予定です。
どんなメモの方法にせよ,日々の頭を駆け巡る情報や思考と上手に向かい合って,活躍させるものかと思いますので,有効な方法は守破離の気持ちで取り入れていきたいというところです。
日々の修練を続けることで,レベルアップめざします!
本日もお読みいただきありがとうございました。
誰かの「よりどころ」になりますように。
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