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僕が使ってた引きネタの制作・解説

 今回は僕が使っていた道具の事を書いてみたいと思います。

 それは引きネタです。

 作り方はもちろん、どの様に使ったとか、作って仕上がるまでに考えた事とか、どこが気になって、どう変えた等を書いていきます。

 この頃、引きネタと言えば、火の着いたタバコを消す専門の物だとか、そういった物しか有りませんでした。

 まず僕が引きネタを使っていた事に驚くかも知れませんね。
使っていたのはかなり前になります。

しかも使うのは一度のショーで一回キリ。
使っていた期間も短いです。

 千円札を2枚の五百円玉に変える時だけです。

 その時にやってた手品を思い出したので、一応書いておきます。

 お客さんがシールにサインして、そのシールをお札に貼ってもらいます。
そのお札を演者が折りたたみ、お客さんに持っててもらいます。
テーブルに置いてあった袋からレモンを3つ取り出し、お客さんに1つ選んでもらいます。
そのレモンを手にとって見てもらいますが、特に怪しいところはありません。
そのレモンをすり替えること無く、そのまま切ると、中からお札が出てきます。
そのお札をスリ替え無く、そのまま広げると、確かにお客さんのサインのシールが貼ってあります。

 最初の頃はそのままお札を返していたのですが、ビショビショのお札を返すのが悪い気がして、その時にそのお札を2枚の五百円玉に変えて返してました。

 僕は腕が細いので、シャツの袖が人より空いているので、そこを使って何とかならないかと考えました。
シャツの袖で大丈夫なら、ジャケットの袖も行けるので考えました。

 この引きネタのギミックは指の幅で隠れるので、指一本で抑えている状態で、指を少し離すだけで物を消す事が出来ます。

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