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キャバクラのキャストは第一印象が9.5割

第一印象が大切だ、9割を占める。
だなんてよく聞く、

初対面で会って、3秒~5秒の間で人をジャッジしてるのだと。

こんなことを聞くと、超怖いと思う方もいるだろう、自分ってそんな瞬時に判断されてるの?と。

いや、逆に思えば、自分も他者を知らぬ間にその数秒で、9割も判断してしまっているのである。

経済力があり、先にも述べたように、歌舞伎に来る顧客は雑食だ。色んなところに顔を出している、一流の遊び人。そんな顧客がキャストを見る第一印象の割合は上がり、もはや9.5割である(私調べ)。
彼らの膨大な経験値によって瞬時にプロファイリングされてしまうのである。

私はキャストの面接をするが、瞬時にまずはビジュアルレベルが採用か否か
話してみてどうなのか、大体分かるものであります。

第一印象はまず視覚情報の見た目が大切である。


スタイル
太っているのは論外、顧客はジムに通ったりジョギングしたり、定期的にスポーツしたりと食事を気にしたり、サプリを摂取したりと体形、健康に気を使っている方が多い、その方々の前で商品である自分の体系コントロールができないと、そもそもアウトである。

ドレス
あるキャストはこれを戦闘服と呼ぶ。気合が違う。。

トータル的に自分に合っているドレスか。
デザインは脚、胸、自分の売りを活きせているか。
色、サイズ感、
特にサイズ感は大切、華奢なスタイルの子は自分に合うサイズに直してもらおう、ダボダボはNG
姿勢もかなり重要、姿勢普段から意識していないと保てず、簡単の様で難しい、ただ、姿勢を良くすることで得られる事を理解し実践したい。
隣の顧客はもちろん、周りからも美しく見える姿勢はスマートで利発的な印象を与え、また本人の視線を広くでき良い事が多いのである。

特に胸の大きなキャストは、成長段階で小学高学年、中学生位から目立ち始め、どうしても男子学生の目を気にして、猫背になってしまっている事がある。
思春期の時の癖なので分かるが、今はあなたの武器の一つ、自分が一番美しく見える姿勢を何度も練習し、それに反応する顧客を前に、一つずつ自信をつけて頂きたい。

髪型
ヘアメは重要!いろいろ変化を付ければ、自分もモチベーションが上がる事もあるし、やっぱ顧客からしても変化は楽しい。また、顧客を受け入れるにに時間とお金を使って、きちんとしてる印象も付く。
たまにストレートも良いが、いつもストレートはやっぱ仕事意識比べられちゃうし、大体担当に指摘される。

メイク
自分の顔に合ったメイクの研究が必須、歌舞伎はやっぱ濃いめだ。
マツエク、カラコンもしっかりと。

ネイル
定期的に通おう。
ゴリゴリで、よくスマホ打てるね?なんてレベルは男性目線からすると避けたい。

あるめっちゃ売れっ子さんが、ネイルしてないのに気づき聞いてみると。
敢えてしてないんだよね、料理好きって言って家庭的な感じを出してる!
料理全然できないけど!w
そうゆう戦略もあるらしい。

アクセサリー
高額商品を付ける、私は高い女
高額商品は避ける、身近キャラ

高い女方式は、付け回しにちゃんとあたしに見合う顧客に付けなさいのアピールと共に、見合う顧客との勝負に挑む。
無駄を省いた合理主義

身近キャラは、顧客を選ばず数で勝負!
何なら前付けてたけど、酔っぱらうと無くすからの飲みキャラアピールも使える!


改めて顧客心理を考えよう。
フリーの顧客は、入口にパネルがあったり、インスタから見れたりと要所要所の情報は得れるが、店からスマホにLINEが届いて、新人さん含め全ての在籍のキャストが見れて、

この子とこの子とこの子と、あ、この子も!
適当に順番に付けて!
なんて自由なリクエストができないのである。

お寿司屋さんで、大将!これとこれとこれ、
ができないのである。

もちろん、好みを伝えることはできるが、大袈裟に言うとフリーの顧客への紹介は、キャバクラでは付け回しが全ての采配を握っているのである。

普段どれほど自由に、VIP待遇をされている様な方々が、面白い事にキャバクラでは受け身なのである。

ってなると、キャストへの目も第一印象が9.5割が当然で、いい子が来れば、嬉しいし(いや~、ほんとこの店俺の事分かってる!)、何とも言えない子が付くと、なんだよ~。また15分耐えなきゃ。。(マジ俺の事分かってねー。)なる早で代えてよ。になるのである。

そして、見た目から、次は声のトーン、顔の表情を含めた第一印象に入っていくことになる。

顧客は、どんな子が来るのか分からない状況で君を待っていたのである。
笑顔で「お邪魔します!」と、顧客の目を見て席に付こう!
逆に目も合わさずシレっと付くと、飲み慣れてる顧客は躊躇せず、
「何?怒ってんの?」「付け回しにこの席付きたくないのに付かされたの?」なんて言ってきたりする。
それが事実でなく慌てて否定しても最初のイマイチな印象は払拭できない。

笑顔で席に付いたら斜め45度に座り膝が付くくらいに、
心の距離ももちろんだが、物理的な距離感も大切。
古典的な、ミラーリング、相手がお酒を飲んだら自分も飲む。
クロスの法則、物を取ったり、グラスを吹いたりするときは左手で出来ることを右手でして、クロスして顧客に距離が近づくように、

顧客が面白い話をしたら3倍リアクションを大きくして呼応し、肩をたたくなりのボディータッチを!
この子面白いこと言うと突っ込んで触ってくれる。。
よし!もっと面白いこと言おう!!
男は単純である。
また、あなたが、自分の話を聞いて欲しかったら、顧客の膝の上をポンポンと叩いて、聞いて!聞いて!と。

ここで、くれぐれも決して誤解して頂きたくないのは、

キャバ嬢は見た目が9.5割!
ってことではない。

遊び慣れてる人からは、第一印象で9.5割が見られてますよ!
ってこと。


キャストは出勤した時から勝負が始まっている。

さー、マネージャー、付け回し、店長、部長よ。
今日の私はどう?フリーで使ってみたいでしょ?
歩いてるだけで皆が私を見るわ。

最高に高まっている状態で、顧客の隣に座り、今宵も勝負が繰り広げられるのである。

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