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キャメロット観劇への旅
ブロードウェイミュージカル
「キャメロット」
日本初上演
大阪松竹座開場100周年記念
10/17
日生劇場
昼公演12:30〜 XA列センターブロック
夜公演17:30〜 A列センターブロック
開演まで
友だちとの待ち合わせまで時間があったので、東京駅から劇場のある日比谷まで歩いてみることに。
日生劇場に来るのは4月にTHE MUSIC MANを観て以来。
地下鉄構内には巨大ポスターなどがあったようだけど、今回は断念。
ミッドタウン内では30分おきに流れる巨大デジタルサイネージがあったみたい。
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日生劇場の近くにはエンターテイメントが生まれる場所がたくさんあって、そこにいるだけでQOLが上がっていく感じがする。
一通りバシャバシャ写真を撮り終えるとまた東京駅の方に戻って、皇居外苑近くのスタバで休憩。この場所も好き。
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その後、有楽町駅前でお友だちと待ち合わせて日生劇場へ。
チケットを手に劇場に入り係の人にもぎってもらう。このワクワク。パンフレットも無事購入。
お馴染みのリスちゃんたちは、
アーサー王とグィネヴィア。
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クロークに荷物も預けたし、トイレも済ませた。そしてオケのチューニングが響く劇場内に入ります。
今回オケは舞台上奥に居て、楽器や演奏者の頭がちょこっと見え隠れしますが、舞台セットの大きな木の陰に潜んでいるようでした。
XAって何?
はい、最前です。
めちゃくちゃ近い。日生劇場は1階席、グランドサークル席、2階席まであるけれど、そこまで大きくなくコンパクトなサイズでどこからも見やすい劇場ですが、今回はとにかく近い。
坂本さんの首に虫刺されの様な赤いポッチが肉眼で見えるくらい近い。
開演時間になりOverureが流れいよいよです!!
感想
恥ずかしながら、アーサー王にまつわる物語をほぼ知らず予習もせず、TLに流れてくるちょっとのネタバレとカンパニーの方たちが上げてくださる衣装などをちらちら目にした程度で観劇日を迎えました。
お話の流れは決して難しくなく、重いテーマではあるけれども絶望で終わらずにちゃんと希望が生まれた瞬間があり、観る側もスッキリとなるストーリーでした。
観劇された方の感想にもありましたが、
アーサー王の伝説やエピソードにウエイトに置くのではなく、
あくまでも登場人物の心情感情がキャメロットの描きたい部分なのかな。
それでも劇中で起こる事態は、悲しいかな現代で起こっていることばかりで、アーサー王の発する言葉が重く刺さる。
登場人物の魅力は、それぞれの歌唱パートで自己紹介をしてくれたのでわかりやすかったです。
とくに後輩くんに関しては、初日前からざわついていたので余計な心配不安もありましたが、劇中ではそんなことはなくてもともとスキルのある人なんだな、と。
ただ、自分の推しが言葉より居姿で語る人なので、後輩くんの言葉が先行してしまって誤解が生じてしまったのが残念。彼の言動を知っている人ばかりではないし思わぬ方向に切り取られてしまうことがとても多いので、言葉にしない勇気も必要なんだな、と学びました。
パンフレットは帰りの新幹線で読みましたが、
坂本さん、桐山くん、ふうかちゃん、自由くん、今井さんの仲のいい雰囲気が文面紙面から伝わってきてなんだか嬉しくなりました。
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作品ごとの出会いと別れ、同じ作品の再演ですらキャストが替わることだってある世界で、短い期間で関係性を築くって難しい。
観劇後
日生劇場を後にして、心は満たされお腹がぺこぺこになった私たちは、かねてから行きたかった六本木のお店へ。
おすすめの牡蠣とパスタなどを注文して、おいしく頂きながら感想を言い合いました。
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ホテルに戻ると疲れよりも観劇の余韻に浸りたくて寝るのがもったいない!
日付が変わってからの就寝。
翌朝は隣にあるベローチェでモーニングセット。これも幸せだったなぁ。
日常では子どもの支度に追われてゆっくり朝食どころかコーヒー一杯も飲めないので(早起きはできない質)自分の為に時間を使える貴重な時間。
チェックアウト後は、東京駅へ。
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新幹線の時間をずらしてもう少し東京観光をしてもよかったのですが、今回はここまで。
再び、会う約束をお友だちと交わし岐路につきます。
最後に
キャメロットは11/16時点で、会場を大阪松竹座に移しまもなく千秋楽を迎えようとしています。回数を重ねるごとにブラッシュアップされ、演る側も観る側もその時の心情に揺り動かされながら、作品が出来上がっていく。舞台の醍醐味はまさにそこなんだなと感じます。
推しの次回作はまだ発表になっていません。すでに決まっているのか、白紙になっているのか、何も予定がないのか(それはないと思いますが)…
エンターテイメントは平和な世界だから成立するものだと思うので、推しを取り巻く環境が出来るだけ穏やかで平和であってほしい。井ノ原くんが前に言っていた「自分たちが幸せじゃなきゃお客さんを幸せにできない(だいぶ意訳)」という言葉、本当にその通りで。
どんなにポジティブシンキングのプロである井ノ原くんでも、今彼が置かれている状況を平和で幸せだとは思えないと思うけど…
井ノ原くんが守りたいと思うものに、坂本くんの長野くんもノーとは言わないはず。だからこそファンとしてはこれからの3人での活動に不安を感じてしまう。
作品に没入するには、あまりにも騒がしい状況にも関わらず、キャストの皆さんは、私たちに一期一会の作品を届けてくれる。本当に感謝しかない。
取り巻く環境に気を病んで苦悩する姿はマーサー王で充分。のんびりを休演日には大阪城をながめてお散歩して次回作のことを考えててほしいなと願っております。
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