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2024年つくばりんりんロード100キロウォーク大会に参加しました

はじめに

5/25〜26に開催されたつくばりんりんロード100キロウォークに参加しました。
この大会への参加は今年で3回目にとなります。
当日は晴れて多少気温は高かったものの、昨年と比べると歩きやすい気候でした。

概要

結果

15時間28分で完歩できました。去年よりも30分程タイムを更新できましたが、目標には届きませんでした。

コース

筑波休憩所をスタートして筑波休憩所に戻って来る延べ100kmのコースは5つのステージで構成されています。

  1. 筑波休憩所〜(つくば古道)〜筑波休憩所(21km)

  2. 筑波休憩所〜岩瀬休憩所(41km地点)

  3. 岩瀬休憩所〜筑波休憩所(61km地点)

  4. 筑波休憩所〜ローソン土浦店(80.5km地点)

  5. ローソン土浦店〜筑波休憩所(100kmゴール地点)

目標タイム

ウォークでウルトラマラソンに出場する事を目指しているので、14時間切りを目標タイムに設定し、7:30/kmペースで歩く事にしました。練習でも30kmを心拍数が140bpm位で目標ペースで歩けていたので、ステージ間の休憩を挟みながらであれば持ち堪える事ができるという算段でした。

エイドワーク

第1ステージ、第3ステージのチェックポイント(CP)で筑波休憩所に戻ってくるので、間のステージで持ち歩く補給食等を筑波休憩所で補給する事にしました。
各休憩所での滞在時間を補給食の入替えを含めて10分以内にする事にして、合計13時間10分とすれば多少のペースダウンは吸収出来ると、頭の中ではプランができていたのですが…。

ペース7:30/km×100km=12:30:00
エイド休憩4回×10:00=40:00
12:30:00+40:00=13:10:00

ガーミン計測結果

ペース
心拍数
高度
ピッチ
上下動

携帯物

補給食

以下を補給食として持ち歩きました。
筑波休憩所で速やかに補給できる様に2回分をそれぞれフリーザバックでパッキングしました。

  • 無印バウムクーヘン

  • 森永ベイク

  • アミノバイタル(顆粒/ゼリー)

  • エナジージェル

  • パラチノース(水に溶かして摂取)

  • ブドウ糖

第1ステージ用の補給食
第2、3ステージ用の補給食
第4、5ステージ用の補給食
入替え用にフリーザバックでパッキング

スペシャルドリンク

ペットボトルによる給水は提供されますが、それとは別に定期的なBCAAとカロリーの摂取の為にBCAAとマルトデキストリンを水に溶かしたものを2リットル用意し、500mlずつ筑波休憩所でソフトフラスクに注ぎ足しました。

塩分補給ミックス

普段の発汗量からスポーツドリンクや塩分タブレットでは塩分補給には足りないと思い、塩分摂取用にミネラル分を多く含む塩、クエン酸、そしてブドウ糖を調味料ケースに入れて持ち歩き、歩きながら口の中に振りかけてました。

塩分補給用に持ち歩いた調味料ケース

ゴミ袋

補給食のパッケージなどウォーク中に出るゴミを入れるゴミ袋として、100均で買ったケース付のゴミ袋をリュックに下げて歩きました。

ケース付のゴミ袋

ワンタッチパッド

肉刺が出来た時の為に数枚持ち歩きました。結果的に別の目的で使用し、これが無ければリタイアするところでした。

当初の目的とは異なる形で大活躍

ゴールまでの流れ

当日まで

1週間前からジェネリックアミノバイタルで毎日BCAAを摂取し、2日前から食事の中で炭水化物を多めに摂る様にしました。

当日(会場まで)

当日の朝食はカップ焼きそば(UFO爆盛バーレル)を食べました。カロリーが高くて普段食べられませんが、ロングウォークをする日はカロリーを気にせず食べられるので当日の朝食を楽しみにしていました。

980キロカロリー

つくば駅に着いてバスを待っている間、近くのコンビニでLサイズのアイスコーヒー用のカップを買いました。但し、アイスコーヒーを飲む為に買った訳ではなく、持参した真空断熱ボトルに移し替え、ウォーク中のネッククーラー用の氷として使用しました。

スタートまで

受付を済ませ、スタートに向けての準備を行いました。受付で頂いたかりんとう饅頭は周りがカリカリでとても美味しかったです。昨年も頂きましたが、自宅に帰ってから食べたせいで、こんなにカリカリじゃなかった思い出です。もっと食べたくなりましたが、残念ながらオンライン販売はしていない様です。
予定していた13時のスタート時間まではアームカバーやキャップに付けたシェードを水で濡らしたり、ウォーミングアップをして過ごしました。
スタート時刻が近づいてきたので、真空断熱ボトルに保管していた氷を持参したゴミ袋に入れ、手ぬぐいで包んで首に巻いてネッククーラーの完成。
スタート前にウォーキングの講習会でご一緒させて頂いている方々とシューズ円陣を組ませていただきました。

皆さんとのシューズ円陣(ナイキが私)

第1ステージ

スタートして、3km程歩いた処で胸にヒリヒリとした痛みを感じました。イオンのドライメッシュスリーブレスインナー(ミレーのドライナミックの廉価版)を着用していたのですが、網網の生地と胸が擦れた事が原因の様です。普段の練習でも着用していいますが、痛みを伴う事はありませんでした。両肩ベルトのポケットにフラスクを入れたリュックを背負っていた事で胸への摩擦が強くなったんだと思います。足の肉刺用に持ち歩いていたワンタッチパッドを両胸に貼り、胸の痛みによるリタイアは回避できました。
ペースは7:30/kmで歩きました。当初は8:00/km位で歩く予定でしたが、心拍数が130bpm〜140bpm付近だったのでこのままペースを保って歩きました。
筑波休憩所では予定通り、補給食、スペシャルドリンクの詰め替えを行い、10分程でリスタート。

第2ステージ

7:30/kmを保とうとすると心拍数が段々高くなり、160bpmまで上がったのでペースを落とす事にしました。心拍数は下がりましたが今度はスピードを上げて心拍数を上げる事が出来なくなりました。
途中、後から走り寄ってくる足音がしたので、振り向くと、「フォーム綺麗ですね。名前教えてください。」と声がを掛けられました。競歩やってて良かったなと思えた一時でした。
岩瀬休憩所では温かい肉まんとバナナ、そしてコーラをストレッチをしながら食べました。
ただ、トイレに行ったので滞在時間が15分を超えてしまいました。

第3ステージ

暗い中、前を歩いている人たちのテールライトに引っ張って貰いながら歩きましたが、ペースも心拍数も下がる一方でした。ここでピッチを上げようとBluetooth骨伝導イヤホンでメトロノームアプリのリズム(140bpm)を聴きながら歩くことにしましたが、リズムが乱れて聴こえたので、早々に諦めました。普段スピーカーで聴いている時はリズムが乱れる事は無いので、Bluetoothによる伝送遅延が影響しているのかもしれません。帰宅後、別のメトロノームアプリをインストールして試したところ、正常にリズムが聞こえました。
58km付近でゲストウォーカーの樋熊さんに抜かれました。スタート前は少しくらい着いて行こうと思ってたいたのですが、抜かれた時は疲労でそんな気力は消えていました。
筑波休憩所で補給食の入替え、スペシャルドリンクの注ぎ足し、シャツの着替え、あとヘッドライトの光量が落ちてきていたので、電池を交換しました。このあと気温が下がると思いウィンドブレーカーを羽織ました。ここでは予定を大幅に上回り20分以上滞在してしまいました。

第4ステージ

ここらへんから固形物を食べる元気が無くなってきました。ペースは更に落ちて、9:00/kmからスタートし、ステージ終盤では11:00/kmまで落ちました。心拍数も110bpm付近を行ったり来たりしました。
目標タイムの事はすっかり頭の中から消え、前回の16時間代かそれよりも遅いタイムかなと気持ちも下降気味でした。前を歩く人のテールライトもあまり見えなくなり、いつトップの方とすれ違うのかなと考えながら歩きました。これまで競歩フォームで歩いてきましたが、膝裏の腱が痛み出したので、通常のウォーキングフォームに切り替えながらローソン土浦を目指しました。第4ステージが体力的にも精神的にも一番つらい時でした。
ローソン土浦店ではバナナ味のゼリー飲料が提供され、固形物が食べられなくなっていたので大変助かりました。
20分以上経過していたので、コースに復帰しょうとした際に寒気を感じました。休憩所に戻り、白湯をもらって、ストーブの側で5分程暖を取りました。

第5ステージ

寒気による身体の震えが治まったので、改めてコースに復帰しました。ペースはゆっくりでもよいので、とにかく腕を振って身体を温めながら歩くことにしました。
10:00/km前後のペースで1時間程歩くと身体も温まり、疲労も抜けて身体が軽くなりました。そこからはペースを上げてゆき、9:00/kmを切るくらいで歩ける様になりました。ラスト7km辺りから空腹感が出たので、血糖値を上げる為、ブドウ糖を摂取しました。
ゴール後に食べたカップ麺は空きっ腹に染み渡りました。

まとめ

自分の実力を見誤った為に距離と共にペースが落ちて行くという残念な結果になってしまいました。練習で歩いた距離はペースを維持出来ましたが、それを超えると、下がる一方てした。
筑波休憩所で補給食の入替えやドリンクを注ぎ足しを行いましたが、思いの外時間が掛かったので、次回参加する時は別の方法を考えます。
休憩所で止まって飲み食いしてましたが、第5ステージでの経験から、早めにコースに復帰し、ゆっくりでも歩いた方が少しでも距離が稼げるし、疲労も止まってるよりも早く回復できるので、歩きながら提供物を飲み食いする様にしたいと思います。
最後に大会スタッフ、ボランティアの皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。

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