「備えあれば憂いなし」のパンク修理を実践した
息子から自転車を購入して、一度は確認しておかないといけないと思っていたのが、パンク修理の実践である。
前車では、嫌と言うほどパンク修理はしたので、新しい自転車になっても問題ないとは思うのだが、自転車が変われば何があるかわからない。
先ほど、「いやと言うほどパンク修理はした」と書いたが、本当によくパンクした。そして、修理をした。
正確には約4年間で5回のパンクを経験した。そのうち事故によるパンクが2回、さらにそのうちの1回は前後のタイヤがパンクした。
携帯している修理キットは一式のみなので、修理することができずにモーニャン(妻)に車で迎えに来てもらった。
ちなみに、忘れもしない最初のパンクは購入して数ヶ月後だった。自宅から60kmのコースを走っていた時のほぼ30km地点でパンクした。見てみると長さ10mmほどの釘が後輪に刺さっていた。
ロードバイクのパンク修理の経験がある方ならお分かりだと思うが、後輪のパンクは面倒なのだ。
パンク修理はタイヤを外して中のチューブを交換するのだが、初心者は修理のために外した後輪を元どおりギアに収めるのに苦労する。手は油で真っ黒になるし、散々だ。
私が前車を購入したショップでは、購入直後にパンク修理の実習がある。これを受けないとバイクが引き渡されない。至って良心的なショップなのだ。
したがって、一通りに作業は経験しているが、その際には店員さんがさりげなくサポートしてくれているので難なくできる。しかし、それを一人でやるとなるとなかなか大変だ。
また前輪、後輪関係なく、新しいチューブをタイヤに入れた後に、タイヤをホイールのリムに戻すのが一苦労だ。特に新しいタイヤはビードコアが硬くて入れるのに相当苦労する。
話を戻すと、要するにタイヤが新しい新車の後輪のパンクというのは、初心者には最悪の事態なのである。結局修理に1時間以上かかった。途中で近くの家の人に預けて、タクシーで帰って車で取りに来ようかと思ったくらいだ。
そんなわけで、自転車に乗るときには事前に修理の手順を実践した上で、常にパンク修理キットをサドルバッグに入れて、パンク修理に備えている。
そして今回は新しい自転車を手に入れたわけなので、まずは修理の手順を実践しておかないといけないというわけだ。
実践の前にサドルバッグの中のパンク修理キットは次の通りだ。
ニトリルゴム手袋、その下がタイヤレバー、右上が空気を入れるための圧縮ガスボンベ(予備が1本)とインフレータで、その下がチューブとウエスだ。
タイヤレバーはタイヤをホイールからはずためのツールである。
また、ガスボンベをインフレータに接続してチューブのバルブに差し込むと走行に支障のない圧力まで空気を入れることができる。
実践の内容は一般的な手順であり、YouTubeでも確認することができるので割愛する。とりあえずは、証拠写真(?)のみを掲載しておくことにする。
今回のタイヤは比較的簡単にホイールのリムにはめることができた。タイヤのビードコアの硬さやサイズはタイヤにより異なるので、今回のタイヤのビードコアは扱いやすいものだったということだろう。
またホイールをもとに戻すのも、今までの数々の経験がものを言ったのか、スムーズにできた。
これで安心して、ライドすることができる。しかし、できるものならパンクは経験したくないものだ。
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