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M3なので買ってしまった・・・あれほど、いらないと言っていたNew MacBook Air

現時点では我が家のメインマシンはAppleシリコン(M1)搭載のiPadになっており、Macはサブマシンになっているので、20万円近い費用をかけてAppleシリコンマシンに更新するニーズはほとんどない。

むしろ、例え遅くても、裏(BOOTCAMP)でWindowsが走ったり、手持ちの外付けマルチドライブが接続できたり、SDカードのスロットがあったりする方がメリットは大きいと言える。バッテリーも一度更新しているので、全く問題なく使えている。新し物好きなので最新のMacが欲しいのは正直なところではあるのだが(笑)

2024年2月21日の自身の投稿より

2週間前の投稿でこんなことを書いていたにも関わらず、買ってしまった。3月7日に。

なぜ買うに至ったかという長い言い訳は次のとおりである。そんなことは2週間前にもわかっていたやろ、というご指摘はごもっともだ。


■言い訳

まず、我が家のメインマシンであるiPadだが、現在、マジック・キーボードは棚に並んでおり、入力はオンスクリーン・キーボードになる。しかし不器用な私にとって、noteのような長めの文章の入力は難しい。また、iPadのメイン・ユーザーは妻であり、頻繁に投稿をするようになると独占することはできない。

また、noteのようにWeb上で文字入力すると、私のように遅いキーパンチですら変換が追いつかないことがしばしばあり、最初はがっかりだった気持ちが苛立ちに変わりつつあった。

そしてやってきた3月7日、何気なく見たAppleのホームページに目を疑った。今まで販売されているMacBook Airの最上位CPUは、AppleシリコンM2だったが、なんと翌日の3月8日、上位バージョンのM3が販売されるというでなないか。

これは、神が「買ってもいいぞ」と言ってくれていると思った。そして、妻に泣きを入れて、ネットで購入したのだった。

購入時の到着予定日は3月13日から15日の間だった。ところが予定が前倒しになり、3月9日に手元に届いたのだ。これも早く使わせてやろうという神のおぼしめしかも。

さて、どうでも言い訳にお付き合いいただいたところで、本題である。

■データ移行(移行アシスタント)

起動後の画面の展開はいつものMacと同じである。言語、地域の設定、そしてWiFiの設定の後に、移行アシスタントの画面になる。

起動時の画面

ここからの作業で、旧MacBook Airのシステム情報とデータをそのまま新MacBook Airに転送する。転送後は完全に旧MacBook Airと同じシステムが新MacBook Airに再現される。私は最近のWindows Machineのセットアップを行ったことがないので、なんとも言えないが、少なくともこのMacのシステム転送機能は実に素晴らしい。

具体的な手順はAppleの公式サイトに記述されているので、割愛するが、仕組みを簡単に説明すると次のとおりである。まず最初に、2台のMacをWiFiに接続する。そしてその後、2台の間でPeer to Peerで通信が開始されて、WiFiの速度よりもはるかに速い速度でデータの転送が行われる、というものである。

我が家の2台の仕様は以下の通りである。

旧)MacBook Air (13inch Early 2015 Intel Core i5)
新)MacBook Air(13inch 2024 M3)

実は昨日、Webで移行アシスタントのことを調べてみたのだが、少なからず、「WiFiでの接続は転送に非常に時間かかり、その挙句、途中でエラーが発生し移行に失敗した」という書き込みが見られた。私も過去に同じ経験をして、結局、Thunderboltケーブルで接続して実行したことがある。

しかし、今回の組み合わせでは使うケーブルが用意できない。そこで、もしもWiFiが使えないのであれば、システム転送は諦めて、そのままで必要なデータを追加して使おうと思っていた。

我が家ではiCloudにほとんどのデータをアップロードしているので、それほどの手間ではないのである。ただし、後から追加したOffice for Macと宛名職人のインストールには苦労しそうだ。旧のMacBook Airは捨てるわけではないので、なんならそれらは、旧で使うという手もある、などと考えていた。

移行アシストでの作業中

しかし、システム転送はいとも簡単に終えることができた。Peer to Peer接続が成立した直後は所要時間9時間30分と表示され、やっぱり恐ろしく時間がかかるんだなぁと思ったが、しばらくすると1時間30分になり、その後も徐々に減っていき結局は1時間ほどで作業を終了した。もちろん、Office for Macも宛名職人も問題なく移行された。

システム転送後のNew MacBook Air

■使ってみて

9年間の技術の進歩を感じたというのが、端的な感想である。
システムの速度、GUIの使いやすさ、キーボードの感触の良さなど、全てにおいて向上している。中でも処理速度は、最速のIntelベースMacBook Airの13倍との触れ込み通りの実感である。旧のMacBook Air上では動かなかったiMovieの動画も、当然ながらサクサクと動く。

■まとめ

最高のタイミングで購入できたと思っている。
約20万円という価格は、年金生活者にとっては苦しいが、このスペックなら最低でも向こう10年は使用に耐えるだろう。旧のMacBook Airでも9年使えたのだから。
ちなみに、妻には「最後のMacやねぇ」と言われている。確かに10年経ったら74歳である、今と同じようにキーが打てるとは思えないので、Macの速度と私の反応がちょうどよくバランスするかもしれない。(笑)

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