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いろいろあって、晩酌に飲む焼酎をやめることにした

というか、すでにやめている。
5月30日にやめた。

それまでの晩酌はビール(正確には発泡酒)350mlと焼酎のお湯割2杯(量にして焼酎は200mlほど)だった。これは5年ほど前から続けてきた晩酌のスタイルだ。

その前はというと、毎日会社の帰りに晩酌を買っていた。その日の気分で買うものだから、ビール500ml2本だったり、3本だったり、時にはワインだったりと色々だった。

ただし、焼酎は飲まなかった。焼酎だとついつい飲み過ぎてしまうからだ。それでもたまには、ビールやワインを飲み過ぎて翌日は軽く二日酔いだった。

さすがに50歳を過ぎると晩酌で酷い二日酔いになるような飲み方はしないが、軽くなら月に数回はあった。

そんなある日、酒を一切飲まない義兄が知り合いからもらったと言って、焼酎をくれた。焼酎は飲まないことにしていたのだが、せっかくもらったので量を決めて、飲んでみることにした。

それが、ビール350mlと焼酎のお湯割2杯だ。するとこれがいたって調子がいい。もちろん翌日に残ることもないし、当日の酔い方もほろ酔い強という感じだった。

そんな調子がよかった焼酎をやめることになったことの発端は、とある理由でかかりつけの医師からの紹介された、5月16日の別の病院の受診だった。

受診日に病院を訪れると最初に血液検査をするとのこと。そうとは知らないので、前日には晩酌をしているし、当日の朝食も摂ったし食後の薬も飲んだ。さらにその後に30分のトレーニングもした。

さすがに大きい病院だけあって、血液検査の後の主治医の診察時にはすでに血液検査の結果は出ており、その結果に基づいて主治医から説明があった。

心配していた紹介された症状に関しては、異常なしとの診断だったが、それとは別に「肝臓障害を示す数値が高い」とのことである。

「そりゃそうでしょ!前日に晩酌もしているんだから」と反論すると、主治医曰くビール350mlと焼酎のお湯割り2杯程度でこんな数値はならないとのこと。

結局、1ヶ月後の6月13日に再検査をすることになった。当然、その際には晩酌は2、3日やめておく。

今までに前日に晩酌をして血液検査をしたことなんて一度もない。主治医はああ言ったものの、前日の飲酒が原因に決まっている!と思いつつも、まるで暗示にかかったように、いろいろと肝臓の調子が悪いのではないかと思い始める。

そういえば最近以前と同じ量なのにすぐに酔うし、翌日もなんとなく残っている気がする。さらに疲れやすくなった気もする。全く気にし始めるとキリがない。数日後にはすっかり肝臓障害を疑う人になってしまっていた。

そして、受診から2週間経った5月30日に、「こんなことならいっそのこと」と焼酎をやめることにしたのだ。飲酒しない方にしてみると何をおおげさなことをと思われるだろうが、酒飲みにしてみるとそれなりの大きな決心なのだ。

焼酎をやめたので、晩酌はビール(くどいが実は発泡酒)を350mlのみになった。

せっかく楽しみにしている晩酌がたったこれだけで大丈夫だろうかと思っていたのだが、意外とこれでいい。ちょうどほろ酔い気分で食事をするので、食事も美味しいし、さらに夕食が短時間で終わるのでその後の時間をゆっくりと過ごすことができる。

ただ、さすがに350mlだと少々足らないので、500mlに変えた。そして、グラスも以前使っていたが最近は使わなくなっていたビアタンブラーに変えた。すると晩酌の存在感(?)もあがり、今までよりも楽しみになった。

そして、迎えた再検査の日。血液検査の結果、肝臓の数値は全て正常値だった。

結局原因はアルコールだったことは間違いないのだが、それが前日の晩酌だったのか、あるいはそれまでの晩酌で飲みつづけていた焼酎だったのかはわからない。

しかし、やめて体調も良くなったし、時間も有効に使えるし、さらには節約にもなるので、これからの晩酌はビール500mlにすることにした。

くどいようだが、晩酌の習慣がない方には「なんのことやねん!あほくさ!!」という話なのだろうが、これがほんまに大変な決断なのですよ、酒飲みには!! いやほんと!!

ところで、いつまで続くやろ・・・・と少し、本当に少しだけ心配な私だった。本日で26日目だ。

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