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国民健康保険への切り替えをオンラインでやってみた

退職後の健康保険は、1年は健康保険組合の保険を任意継続し、2年目からは国民健康保険に切り替える、と言う記事をすでに書いた。

そしてその切り替え手続きを本日完了したので、今までの流れとともに投稿することにした。どなたかのご参考になれば幸いである。
ただし、これはあくまでも私が住んでいる市と前職の健康保険組合の例であることをお断りしておく。


健康保険組合からの案内

任意継続を開始してから10ヶ月ほど経過した頃に、健康保険組合から任意保険被保険者資格喪失届出書が送られてくる。

健康保険を切り替えるためには、それまで加入していた健康保険の被保険者資格喪失証明書が必要であり、その発行を依頼するのが、上記届出書である。

任意継続被保険者資格喪失届出書の提出

届出書を脱退希望月の前月20日までに提出すると、希望月の1日をもって資格が喪失する。

私が加入していた健康保険組合だけかもしれないが、脱退希望日を記入する欄がないので、早く提出してしまうと、希望していないにも関わらず翌月から資格を失うことになるので注意しないといけない。

任意継続被保険者資格喪失証明書の受領

健康保険組合からの案内には、脱退希望月の1日に届くように任意継続被保険者資格喪失証明書を送る、と書かれていた。そして期日指定でもしたかのように、本当に本日4月1日に当該書類が届いたのには少々驚いた。

国民健康保健への切り替え(オンライン)

善は急げで、早々に午後から市役所に国民健康保険への加入手付きに出かけることにした。念の為に手続きに必要なものを調べようと市のホームページにアクセスしてみると、オンラインで手続きが可能とのことだ。

オンラインでできるのであれば、時間の節約になる。そこで、早速オンライン手続きを始めることにした。パソコンでもできると言うことなので、Macで作業をする。

まずは市の電子申請システムを利用するためにはアカウントを取得しないといけない。アカウントはメールアドレスとパスワードで取得できる。

ログインして、いよいよ国民保険の加入申請をしようとすると、申請には電子署名が必要であり、そのためのアプリをインストールしないといけないとのことだ。

Mac→スマートフォン(iPhone)

そして、そのアプリの動作条件を確認すると、対応しているのはMicrosoft Windowsのみとのことで、「ご利用のOSは対応していません。」という冷たい表示が出た。リンゴ派のユーザーとしては、進入禁止マークに少々むかっとした。

動作環境の判定結果

仕方なく、個人的に操作が苦手なスマートフォンにして、作業をすることにする。

ほとんどの作業は滞りなく進んだが、途中で要求されるマイナンバーカードの読み取りがうまくいかない。今までも何度かあったのだが、なぜマイナンバーカードはすんなりと読めないのだろうか。

カードの更新を計画中とのことだが、可能であればすぐにでも改善してほしい。数回トライしてやっと読み込むことができた。

後から考えてみれば、単に番号を読むだけだった気がする。それなら、手入力の方が遥かに早かったと後悔した。また、カードリーダがないパソコンを使う場合はどのような処理をするのかは不明である。

最後に任意継続被保険者資格喪失証明書の写真を撮って送信すれば完了だ。

まとめ

なんやかんやあったが、結局30分ほどで作業を終えることができた。市役所までいって、順番を待つことを考えると格段に早く終えることができたわけである。しかし相変わらずお役所のシステムというのは、どうもすんなりいかない。

冒頭でもお断りしたが、これはあくまでも私が住んでいる市と前職の健康保険組合の例である。それぞれの環境で状況は異なるとは思うが、ある程度の共通点はあるのではないかと思う。


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