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プール開きと10年前のナビの初泳ぎ

夕方のナビの散歩で、賑やかな音楽が流れているのに気がついた。
一体どこから流れているのかと思って周りを見渡してみると、公園のプールからだった。本日は7月10日。公園のプール開きの日だったのだ。

プール開き

このプールには息子が小さい時に何度か来たことがあったなぁと、今更懐かしくなって、思わずしばらく眺めていた。しかし、本日は平日である上に、曇天である。たまに雨も降ったりしている。

そんなわけで、お客さんは見たところでは1組のみ。お父さんと子供がいるだけだった。きっと、寒いよな〜と、何となく可哀想になってしまった。

また、プールが開いている以上は監視員は必要なわけで、1組しかいないプールに3人ほどの監視員がいた。お疲れ様だが、先日も高知県でプールでの事故があっただけに監視員には、しっかりと事故防止に努めていただきたいものだ。

ところで、ナビは水が苦手なのである。

ラブラドール・レトリバーといえば、水が大好きで水を見ると所構わず飛び込んでしまうという映像がテレビで流れていたりするのだが、彼女は全くその気がない。

一度、プールがあるドッグランに連れて行ったことがあるが、結構なお金を払って入っただけになんとか、元を取ろうとナビをプールに入れるのだが、彼女は何としても入らない。

それをほぼ無理やりプールに入れている絵は、ほとんど虐待だった。結局泳ぐなんてこととはほど遠い状況で、諦めてプールを出たのだった。

そんなナビが10年前に一度だけ自分から水に入って泳いだことがある。まだ、彼女が炎症性腸疾患に罹患する前の夏には、涼を求めて兵庫県の山間部の道の駅に頻繁に出かけていた。

その頃には彼女が水が嫌いなことはわかっていたので、水辺に連れて行ってもどうせ中に入ることはないだろうと思いつつ、水辺を歩いていた。

少し目を離して振り返ってみると、なんと勝手に水に入って泳いでいたのである。慌てて、スマートフォンで映像を撮った。驚いて途中から撮ったので、最初は映像は切れてしまっている。

ちなみにその場所はとても水が冷たくて、きれいな場所だった。よほど暑かったのか、それとも、喉が渇いて水が飲みたかったのか。その理由はわからないが、結局今まででナビが泳いだのは後にも先にもこの時だけだった。


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