ギリシャ&イタリア旅行記①

2024年の10月4日〜10月14日、夫とギリシャ&イタリアに旅行に行ってきたので、その備忘録です。

準備

機内持ち込みサイズ(拡張可)のスーツケース、キャビンゼロの28Lリュック、大きめのショルダーバッグ、セキュリティーポーチ(腰に付けるタイプ)の構成。
スーツケースは拡張なしで詰めていって、拡張部分にお土産を入れる作戦。小さいので、荷物の省スペース化には結構労力を割いた。しかしこの準備がまた楽しくて好き。
キャビンゼロのリュックは今回のために買った。無骨でかっこよくてたくさん入ってとても良い。

鞄は大きければ大きいほど良い派

10/4(金) 成田→イスタンブール→アテネ

飛行機

ターキッシュエアラインを利用。
成田を朝出ると、時差の関係で当日夜にアテネに着く。
とは言え家を出てからホテルに着くまで24時間かかった。過酷。直行便はないです。
入国審査は一言も発さず終わった。本当に適当だった。何でも持ち込めそう。

アテネ国際空港→アテネ市内ホテル

鉄道(メトロ)を利用。浮浪者?が多く、アコーディオンを弾きながら行き交う人などがいる空間に40分。運よく途中で座れたけど神経を使った。
宿泊先は、治安が悪いらしいラリッサ駅の安ホテル。
翌朝のツアーがホテルの目の前からスタートするのでここにしたけど、深夜に移動するのは本当に怖く、たむろしている若者がこちらに害意を向けたら詰む道or誰もいない暗い道の2択を迫られた。
前者を選んで無事ホテルに着いた。我々のような事情がなければ、ラリッサ駅ではなくシンタグマ周辺に泊まった方がいいです。

体調悪化

もともと喉風邪気味だったのが飛行機内で悪化し、ご飯も喉を通らず、初日の夜は一睡もできなかった。前途多難…!!

10/5(土) メテオラ①

移動

この旅のメイン、メテオラ!
アテネからバスで片道5時間かけて移動し、麓の町、カランバカに1泊してメテオラを巡る2日間のツアーに参加した。
最初は個人で電車で行こうかと思っていたけれど、洪水?の影響で電車が動いておらず、バスは途中で乗り換えが必要なので、ツアーに参加することにした。

↑参加したツアー
アテネとの行き帰りの交通手段(2024年10月時点はバス)、カランバカのホテル、2つの英語現地ツアーのセットでした。

カランバカ

ツアーまで数時間、カランバカで休憩。
カランバカで薬を手に入れることは期待していなかったけど、思いの外大きな町で、薬局(ΦΑΡΜΑΚΙΟ)がいくつもあった。
喉が悪いんですと伝えて、無事にトローチを入手。
日本だと、「風光明媚な山の麓の町に泊まる。具合が悪いので現地で薬を買いたい。今日は土曜日。」なんて言われたら、「そんなことできるか・・?」ってなると思うんですよね。異国であることが功を奏することもある(たまたま)。

カランバカ遠景。結構大きな町です
昼ごはん。手前はギロピタ。奥はムサカロール(ムサカ入り春巻き)
夫「今まで食べた春巻きでいちばんおいしい(理由:しいたけが入っていないから)」

メテオラツアー①

マジェスティック・サンセット・メテオラツアーに参加。
メテオラは一見移動が大変そうだけど、各修道院の麓までは大きな道が走っていて、思ったより行きやすい。
歩きだとおそらく大変だけど、バスツアーなら楽でした。
ビザンティン教会→アギオス・ステファノス修道院?(このあたり、マジで言葉が聞き取れていないのであまり状況がわかっていない)
マジェスティックなサンセットにはあまり期待していなかったんですが(逆張りオタク仕草・・)、いざ見てみるとすごく綺麗で感動した。

アギア・トリアダ修道院がいい感じに見えるポイント
ガイドブックとかで見る写真だ・・!
サンセット。綺麗でした
絶対にサンセットの時間にビューポイントに連れて行くという気概を感じた
ギリシャは猫が多いらしく、メテオラにもたくさんいた
かわいいね~

カランバカ泊

夜ごはんはカラマリフライとスブラキを食べた。どちらもあまりにも巨大。
私はまだほとんど食べられないので、夫がフードファイトした。
ツアーで手配してもらったホテルに泊。
喉はまだ悪い。濡らしたティッシュをマスクに忍ばせ、濡れマスクにする手法を編み出した。

めちゃくちゃでかいけど、レモンもでかいので、大きさが伝わらない

10/6(日) メテオラ②

朝食

宿の朝食(バイキング)にヨーグルトがあり、久しぶりに1食弱相当の栄養を摂取できた。ありがたい・・・・・・

メテオラツアー②

ヴァルラーム修道院、メガロ・メテオロン修道院、ルサヌ修道院に行った(多分。現地では聞き取れていないので、後からガイドブック見て同定した)。
メテオラの修道院に入るには、男性はノースリーブと短パンがNG。女性はノースリーブ、膝上スカート、そしてズボン全般(長ズボンも)がNG。
現地で巻きスカートを借りられるので、自由な格好でいいけど、いちいち気にしたくなかったのでロングワンピースを着ていきました。
ワンピースを着ると腰にセキュリティーポーチを着けられない(これは現地で気づいた。不覚!!)けど、カランバカは今回の旅先で最も治安が良く、セキュリティーポーチは不要でした。

メガロ・メテオロン修道院から見たヴァルラーム修道院(多分)

昼食

ムサカと、肉の煮込みを食べた。ムサカ、見た目からラザニアのような味を想像していたけど、味は全く違う。茄子の風味が強い。

肉の付け合わせの茄子がでかい
ここまででかいと、種もでかくて硬い

自由時間・帰り

帰りのバスがくるまで非常に暇で、Natural History Museumと、その2階のMushroom Museumに行った。
ここはいつか見たYoutubeでも行っていた気がする。カランバカで暇を持て余した人が行きがちなんだと思います。
帰りのバスは席が狭くて過酷だった。なぜか見ずに残していたひろプリのラスト4話くらいを見て過ごした。

10/7(月) アテネ

この日はアテネ観光!朝一でアクロポリスを予約していたので、朝早く起きて向かった。
アクロポリス内を歩いていたら、青年に「日本人ですか・・?」と声をかけられた。
トランジット中の一時入国で、今朝アテネに着いて、夕方にキプロスに向かうらしい。行動力がすごい。

荷物預入

泊まっていたホテルと観光地が離れていたので、シンタグマ駅周辺の荷物預け入れ所に荷物を預けて観光した。
それ自体はとても良かったが、スタッフさんが受け取り処理をしなかったらしく、後日、「まだ荷物受け取ってないよね?追加料金かかるよ!」という通知がきていて、夫が気を揉んでいた。(後日、なんとかなったらしい)

観光

アクロポリス(パルテノン神殿とかエレクティオン神殿とか)、ハドリアヌスの図書館、ローマンアゴラ、古代アゴラ、アクロポリス博物館に行った。
ハドリアヌスの図書館には亀がいて、タンポポの花を食べていた。なぜ・・・・
最後にリカヴィトスの丘に行き、アテネ市内を一望した。

エレクティオン神殿が見られて嬉しい
リカヴィトスの丘からの眺め
アテネ市街、アクロポリス、海が見える

食事

朝食はハチミツとナッツがかかったヨーグルト。
昼はギロピタ、夜はスブラキピタサンドを食べた。

ヨーグルトおいしい。毎日食べたい
ピタサンドずっと食べたかったので嬉しい
(ピタ、割と料理の下に敷かれていることも多くて、巻かれているのはここにきて初)

移動

何とこの日の夜、飛行機でヴェネツィアに飛びました!!生き急ぎすぎている。
行きの反省を生かして、シンタグマ広場から出ているバスで移動。快適すぎる。行き交う車の車種当てゲームをするくらい余裕がある。絶対にバスがおすすめ。
イージージェットという格安航空会社に乗った。荷物預入受付の場所がわからなかったりしてドキドキした(なぜか知っていたお兄さんに感謝・・)。
チェックインはなぜか1か月前からできる!チェックインとは何か?考えさせられる・・。
隣の席のおじいちゃんが話しかけてくれて、「この飛行機、安いんだけどね、ノーモニター!ノーフード!だよ!HAHAHA」みたいなことを言っていた。あとノーリクライニングでした。

ギリシャ総評

とにかくメテオラに行けてよかった。日本人は少なめ。アテネには少しいる。
青い目のお守り(ギリシャだと「マティ」というらしい)を買わなかったのを若干後悔している。

ギリシャはいたるところに猫がいる

長いので切ります。旅行記②に続きます↓

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