見出し画像

名字について

今日は自分の名字について話そうと思う。

もちろん本名についてなので、ここには書かないけれど、私の名字はそんなにポピュラーじゃない。

聞いたことはあるだろうけれど、周りにそういないのではないかな。

調べたら全国800位くらい。
これがどのくらいか全然わからないけれど、今の日本におよそ20,000人くらいいるらしいから、日本の総人口1億2,000万人を分母とすると1/6000。

私の住んでいる市の人口は約136,000人なので、この比率で言うと、22.3人が同じ名字の人らしい。

家の家族が3人。
同じ市にもうひと家族いるのを知っているので、そこで3人。
他に16.7人くらい、割合的に同じ市に住んでいることになるらしい。
ふーん。

ちなみに、日本で一番多い名字である「佐藤」さんは、約184万2000人いらっしゃるというから、こっちと比べる方がわかりやすいだろうか。笑


そもそも、我が家の名字の血を引いている人は、うちの家族には1人もいない。
よくよく考えたら、とてもおかしなことだと思うのだけれど、生まれた時からこうだから。😅

どういうことかというと、こういうことだ。
父がまだ小さかった頃、父の実の父親が病気で若くして亡くなった。
それで、父の母親=私のおばあちゃんが、今の私達の名字のおじいちゃんと再婚した。

4人の子供を連れての再婚だったので、おじいちゃんはよくぞ思い切ってくれたものだと思う。
父親は子供の頃貧しくて苦労したらしい。

私が中学1年生の時に、このおじいちゃんが病気で亡くなったのだけれど、それまで、本当の血のつながったおじいちゃんじゃないということを知らなかった。

幼心にも、厳しい人だったなぁと思っていたけれど、血がつながらないことで、遠慮していたのかもしれない。


この名字で得したことは、
・名乗って認識して貰えたら、覚えて貰える=忘れにくい。
・画数が少ないので、テストの時や習字で書く時にラク。
・名前のビンゴ(ひらがな)で、1位になったことがある。

くらいかなぁ。
むしろ、損?というか、大変なことの方が多い。

この名字で大変だったことは、
・名乗っても、1度で聞き取ってもらない
 ⇒電話だと中々通じないので、昔家電(いえでん)にかけて友達に変わってもらうのに、誰なのかわかって貰えないこと多発。
 ⇒お店の予約など、電話で名乗っても聞き取って貰いにくいので、面倒で「山本です」とか「長谷川です」とか、一般的な長い名前で取る。
・子供の頃、名字を揶揄して呼ばれて嫌な思いをした。
・学生の時(悪いことしてなくても)すぐに覚えられて悪目立ちした。
・上で書いた、名前ビンゴで1位になった時に、名前何?と聞かれて答えたら(総数5文字)、「ずるい!」と言われた。
・名字が2文字なので、下の名前は必然的に2文字は不採用。

などだろうか。


おじいちゃんが亡くなった時に、お父さん達、姉弟全員が元の名字に戻るという話もあったのだけれど、何故か一番下の弟だけが元の名字を名乗って、次男である父と長男は(長女はお嫁に行っているので除外)、名字を戻すことが、法的に手続きが難しいということで断念。
今に至る。

なので、長男の家族と我が家は、誰一人そのおじいちゃんの血を引いてはいないけれど、その名を名乗って暮らしている。
私も。
なんとも不思議な縁だ。


自分の名字が短いので、長い名字の人に憧れる。
伊集院光とか、長谷川京子とか。

モデルの谷まりあちゃんも名字が2文字で、名前が3文字。
私もこんな感じなのだけど、もし谷まりあちゃんの下の名前が「まり」だったとしたら、「谷まり」って、バランス良くないと思わない?
2文字の名字には、3文字以上の名前じゃないと合わないと思う。

自分も今はやりの「さな」とか「みな」とか、そんな「子」のつかない2文字の名前が良かった。
昭和の子だから仕方ないけど…。😂


名字で一番面倒だったのは、私が高校生の時のこと。
顔は知らないけれど、同じ名字の子が、私が3年生の時に1年生として入ってきた。
つまり、初めて自分の家族以外の同じ名字の人に遭遇?(一度も会ってないけれど)したことになった。

で、この子が文化祭の何かのコンテストに立候補してたらしく、暫く勘違いされて、色んな人に「〇〇のコンテストに立候補したんだって?(二ヤリ)」と声をかけられた。
私じゃないって訂正したけれど、恥ずかしくって、いい迷惑だったなぁもう…。

そしてもう1つ、もっと大きな事件が。
その子の家、お医者さんなのよ。(笑)

その頃って、「電話帳」っていう雑誌の分厚いものみたいなのが、各家庭に配られていて、この市でうちとその子の家と2軒が載ってた訳。

時々間違い電話で
「〇〇先生いらっしゃいますか」
って電話が来て、
「うちじゃありません」
って答えたこともしばしば。

時には、ゼイゼイと今にも死にそうな声のおじいちゃんが、
「〇〇先生、〇〇先生、いませんか~?」
と必死に訴えてくるんだけれど、
「いません!うちじゃありません!」
という、やり取りも何度かあって、うちはいい迷惑だったなぁ。。。🤣

いつごろからか、なくなったけれど。


今日、急に名字について書いてみようと思ったのは、私が良く読みにお邪魔しているGNTさんというnoterさんの記事に触発されたからだ。

彼は本業と副業=ポスティングをきっちり真面目に、そして楽しんで試行錯誤されている、私の尊敬しているオトナのひとりだ。

どんな風にその仕事に対して向き合っているか、お客様のために、雇用者のために、最上の成果を効率よく上げるために、そしてご家族のために、日々コツコツと挑戦と進化を続けている姿に感心・感動する。

その記事をご紹介するので、是非とも読んで、ポスティングという新しい世界の扉を開いて欲しい。


一度はお嫁に行って違う名字(しかも4文字!)になった私だけれど、色々あって、また戻ってきちゃった。🤭
なので、また2文字の名字で生きている。

人生100年時代だから、後半を本当の名字で生きてみようかしら。。
いや、それはそれでさらに面倒なことになりそうだから、このままで。笑



もしサポートして頂けたなら、執筆活動費に充てて、「副業が本業をいつしか超えてフリーになる!」という夢が早まります。あなたの”夢の後押し”が名実共に私の背中を押してくれるのです。本当に有難い限りです。<(_ _)>