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洋菓子店3月のうさぎ お菓子売るならカフェではなくお菓子屋さんを作らないとだめかも知れない

弓田亨を偲ぶ会の前日、ニコニコした男性がご入店。
素敵な笑顔で始終ニコニコ。

うちのケーキの感想からして絶対イルプル関係者であろうと確信。

感想その1
うちのケーキが大きい。

感想その2
ありえない値段の安さ。


ないない。それない。ここ鴻巣のケーキ屋さんの大きさでも値段でもなく
うちのケーキの感想は軒並み小さい。高い。(涙)

途中まで気づかず、あげく出来損ないのカヌレまで強制試食させてしまいました。
。。。この場をお借りして深くお詫び申し上げます。

帰り際にショーケースの写真をとってもいいですか?

とおっしゃったのですが、


すっかすかです(滝汗)

しかも


後ほどインスタにあげておきますねー(笑顔)

・・・て。

こわいこわいこわいこわいこわい

そんな記事がこちらです。

浜松の皆様もそうでない地域の皆様も
お近くにお寄りの際はぜひお寄りください。
弓田先生の意志を継ぐ美味しいお菓子が待っております!


鴻巣までお越しいただき本当に嬉しかったです。
もっともっと色んな話がしたかったです。
次は浜松でお会いしましょう!


そして昨日の続きですw

引き継いだカフェの問題は、2024年現在、大分緩和しており
昨日の記事のその1〜その3まではクリアできたかと思います。
カフェの形態であっても菓子製造業がとれたり
飲食店は禁煙が基本になったり
LEDの普及で照明の電気代が大幅に削減できたりと
ありがたい時代となったわけですが

問題はその4
お菓子を作るには専門の機材が必要になってきます。
高性能なオーブンであったり冷凍庫、冷蔵庫
広い作業台。スタンドミキサー等々。販売するにもお客様にどんなケーキがあるのかを見てもらうための
冷蔵ショーケース。

それらを少しずつオーナーさんと交渉しながら導入していったのですが
これらは(もちろん)自腹なので結構な出費。
たとえ家賃がタダであってもこれオトクなの?
ってくらいかかりました。
そして撤去時には現状復帰しなくてはいけません。

そして問題5
一番難題だったのはここだったのかもしれません。
お客様の要望強すぎ。

もともとのカフェの名前を変えてはいけない。

そんな縛りがあったために
お客様にしてみれば新しい店長に代わったのね?
くらいの認識。
新しいメニューなんて許さないわ?
くらいの勢いでした。
当たり前のようにカレーを注文し、
タバコを咥えたまま灰皿を要求し。

一番売りたかったケーキにおいては
そんなのいらないわ?
ついでにドリンク抜きでお願い。
といった具合。

飲食店において水物は儲かりポイント。
水商売というだけあって、水物はコストが安い。
なのでここを削られるのはとても辛い。
そして食後のケーキをいらないと言われるのは心が折れる。。。

居抜き店舗で商売を始めるのであれば
自分のイメージするお店とぴったり合うところでないと
なかなか難しいのではないかと思います。
それをイメージするのが難しいところなんですが。
お店をやってみたい!と思うと
どんな場所であっても素敵に見えてしまったりするものです。

私のやりたかったことはケーキを作ること。
カレーが作りたかった訳では無い!

けれどパスタの腕が上がったので
悪いことばかりではなかったと思うことにする。

しつこく続きますw





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