見出し画像

うまいワインを知るなら、この方法がイチバン!

「最近、ワインをよく飲むようになってきたけど、銘柄とか色々ありすぎて何を選べばいいか難しいな」なんて思う事はないですか?

私は10年前、ビールメーカーで働いていた時にワイナリーと合併して、ソムリエ資格を取らなければならなかったので資格試験を勉強してある程度の知識を持っていますし、ワイナリーを目指して独立してからも勉強を重ねていますが、「味」について未だ軸を持っていません。

ワインの勉強を深めるためにアメリカのポートランドに訪れた際に衝撃を受けて意識が大きく変わりました。

ワイナリーの人たちの祭典に参加して思ったのは、彼らは自分たちの地方のワインに誇りを持っていて、自分たちの地方のワインか仲間のワインしか飲まないということです。もちろん祭典ですし、勉強という意味もかねてテイスティングはするけど「消費」はしないのです。

一方で消費者も地元のワインに強い誇りを持っていて、基本的に地元のワインしか飲まないし、興味もないといった具合です。

そんな人々の興味の行き先は「銘柄」ではなく、「ワインと一緒にある楽しみ方」だったのが素敵で、私もワインの種類とか来歴を調べて悦に入っているのではなく、単純に楽しみながら飲もうというスタイルに変わってきました。

ですから、このマガジンでは、ワインをもっとカジュアルに楽しむ方法や、ワインを飲みながら話すような軽いネタ、いまさら聞きにくいような疑問などを書き綴っていこうかなって思っています。

冒頭で申し上げたように私は元ビールメーカーの人間として心からビールも愛しています。そんなわけで「ブルワリーを巡る旅」なんかも書き綴っております。

ビールも同様にうんちくは色々あるわけですが、そこら辺をすっ飛ばしてビールのある生活みたいな切り口で書き綴っておりますので、興味がございましたら読んでみてください。

これも紹介すると「お前はただの飲兵衛だろう」と云われそうですが、否定できません。笑

ワイナリー立ち上げのために奮闘していましたが、いつのまにか農業生産法人としての基盤を作ってしまい、そのうちに酒米の山田錦栽培に手を付けて、酒蔵の経営にも関わるようになって日本酒にも興味を持ち始めました。

そもそもワインも日本酒も醸造酒でテロワールの醸し出す味わいがあるので、マーケティングの観点から販売方法を試行錯誤していました。そのあたりをご紹介させていただきながら日本酒の魅力を書き綴っているのが「日本酒を巡る旅」です。

この日本酒はやはり基本的に日本でしか流通していません。ところがワインやビールは世界でもトップクラスの輸入環境のために種類も豊富です。

海外の友人が日本に来た際にも「このワイン飲んでみたかったんだよ」と輸入ワインをお土産に買っていくくらいです。しかも最近では「ヴァン・ナチュール」なども人気を集めています。

オレンジワインなんかも話題ですよね~!

毎年、多くのワイナリーから新しいアプローチのワインが出てきているので、やはり「覚える」ことよりもワインと楽しむ事が大切です。

そうすることで、そのワインを生み出したテロワールを感じて、まだ行ったこともない土地に懐かしさを感じたり、旅をした気分まで味わえると思いますよ。

「ワインを巡る旅 5大シャトーの歴史と哲学」も毎週土曜日に更新していますので気になる方は是非、チェックしてみてください!



よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!