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ステージごとの経営計画の設計について

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前回は「事業戦略の構造と個別の戦術の設計事項」と題して、事業戦略の詳細において内容について検討した上で、事業戦略をどう実行するかを項目別に分けて一覧を作成しました。

今回は、事業戦略をステージごとに設計する手順について解説させていただきたいと思います。

企業における新規事業担当者やアイデアに溢れる起業家にとっては、未来が成功するロードマップを描いて目標に向かってリスクを取りながらも、市場に向かって果敢に挑戦をする積極性にあふれたマインドが不可欠でしょう。

リーダー自らがマネジメント力を最大化させて、困難に打ち勝ち挑戦的な企業風土を醸成することがベンチャー精神と要諦となります。

事業戦略を設計する目的について

今や大企業となった会社も全てはベンチャーから生まれています。新しいテクノロジーやアイデアに先見性のあるマーケティング力、持続性などを武器に新分野を切り開いていくスピードのある実行力こそが重要なのです。

事業戦略作成の目的もこの成長路線に合わせて、スピード感のある事業計画を連携させる必要があります。

先進性や独創性があっても今の時代には簡単に模倣され短期間にライバルが乱立してしまいます。だからこそ短期間でシェアを獲得して競争に耐えられるように売上の伸び率を高く維持しておく必要があります。

経営資源における人材や資金などは無限ではありませんし、そもそも予算の中でプロジェクトを進めていくわけですから、試行錯誤してうまくいく時代ではありません。最速最短で設定した目標まで到達しなければなりません。

あなたが起業家の場合には、仮に短期間とはいえ、安定した成長期に入るまでの成長のステージにおいて、いかに当該事業を成長の波に乗せて次のステージに乗せていくかは一番大切なミッションです。

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