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2023年6月、52歳の全力少年がした決意

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What's up people!? 鎌田です。最初に、自己紹介と所信表明をさせていただきたいと思います。これは定期的に自らが見返して定点観測するためでもあります。

私にとっての2020年は、実にエポックメーキングな年でした。

・人生100年時代とすれば、折り返しである50歳になる

・ワレンベルグ症候群(脳梗塞)を発症し、死生観をもつ

・出版社の編集者になる

・DMOの運営するファンドからの離脱(COVID-19の影響が避けられず…)

※2021年2月、50歳の時に書いた記事を52歳になった自分が加筆したものになります。

バブル期に麻布十番マハラジャでDJデビューして以来、音楽業界で生きるべく、1993年バージンレコード入社しました。

その後は、アメリカにて野外フェスの運営に従事して、日本ではシネコンを展開するも事業買収により転職を決意。

そもそも実家は「街の小さな酒屋さん」で、いつも「お酒」が私の原風景にありました。

その後はキリンビールに在籍し、ある時にポートランドのワインの祭典に参加したことがきっかけでワイナリーを立ち上げるべく、2010年に農業生産法人を起業しました。

2016年には事業売却しており、これまではこの職域(経営・食品・地方創生)での活動をしてきました。しかし2020年にワレンベルグ症候群(脳梗塞)を発症してしまい、全てがストップするも無事生還。

ーそして現在…

死と向き合い、編集という仕事をさせていただくにあたって、カナリアコミュニケーションズでは敢えて積み上げたモノを整理(編集)することを決意しました。

スキマスイッチ / SUKIMASWITCH 公式より

整理(編集)とは全部捨てる事ではありません。

編集者という仕事とは何だろう?仕事はそもそも編集することでもあり。人生を編集することでもあり、「これだ」という答えはないと思う。

そこで、編集者として出版業務に関わるフローを識るための本や出版に関わる人の本を拝読させていただいたときに、ハッと気づかされたのが幻冬舎の代表である見城徹さんの「1つの」言葉でした。

人は、自分の「言葉」を獲得することで、初めて自分の人生を生きられる。

私は、小学生の頃から読書を続けてきました。江戸川乱歩の推理小説にはじまり歴史小説など、それこそ決算書に至るまで、ありとあらゆるジャンルの活字に目を通してきました。

これまで、ささやかながらも自分の人生を歩む中で、「言葉」との僥倖(ぎょうこう)を通じて人生観に影響を受けたりしてきました。

新しく「言の葉を綴じる杜」を始めようと思ったきっかけは、人生の再編集にあたり、思い返すと10年以上ブログを書いているのに正確な言葉が使えていないのではないだろうかと深く反省したからです。

自分の書籍を出版させていただくにあたって、ライターさんに依頼することになり、その力量の差に愕然としました。

表現方法の違いといってしまえば、それまでなんですが自分の人生なのに、他人のライターさんに書いていただいた文章の方が圧倒的にわかりやすいし、しっくりくるんです。

そして、見城徹さんの「読書という荒野」を拝読させていただき、その読書論に深く共感した次第でございます。

正確な言葉がなければ、深い思考はできない。深い思考がなければ、人生は動かない。読書をして自己検証する。自己否定する。自己嫌悪との葛藤の末に自分の言葉を獲得する。

人生は、人とのご縁がきっかけで道が開けたり、閉じたりもします。ですから、「何をするかではなく、誰とするか」を重要視しています。

同じように、本にも人生を変えてしまうような出会いというものがあって、この「言の葉を綴じる杜」でご縁をいただいた、あなたにもそんな書籍を紹介したいと思っています。

自分との5つ約束(言の葉を綴じる杜のルール)

1.コンテンツ内容のエビデンスを確認する。

2.言葉をさらに研ぎ澄ませるために、推敲してから公開する。

3.スクリプトの言葉を発しても違和感のない「見やすいコンテンツ」になっているか確認する(動画も撮影)。

4.自らの「魂」に共鳴したコンテンツだけを公開する。

5.これからも「常識を疑え!」


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