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完)上場を成功させるのための資本政策

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本マガジンはIPOを視野に入れた資本政策について解説しております。資本政策においてキャッシュフロー計画を立案して、機動的な資金調達を実行しながら、敵対的買収を防ぐための経営支配権… もっと読む
IPOを視野に入れた資本政策にフォーカスした本マガジン。キャッシュフロー計画を立案し、機動的な資金… もっと詳しく
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記事一覧

リスク管理と資本政策

資本政策は、企業が資金を調達し、運用する際の基本的な方針や戦略を示すものです。一方で、リ…

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環境、社会、ガバナンス(ESG)と資本政策

環境、社会、ガバナンス(ESG)に対する注目度が高まる中で、企業の資本政策もこの動きに対応…

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第三者割当と有利発行のメリットと戦略的活用

増資という言葉は、投資やビジネスの世界で頻繁に耳にするものです。しかし、具体的なメカニズ…

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資本構成の基本的な概念と、その戦略的重要性

資本構成—これが企業の命運を分ける重要なレシピです。株主からの投資と銀行からの借り入れ、…

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企業価値評価の理論、実践、そして投資家への意義

企業価値評価は、単に数字による評価以上の意義を持ちます。それは企業経営者にとっての戦略の…

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投資ラウンド完全ガイド~スタートアップから上場企業までの資金調達戦略

投資ラウンドは企業が資金を調達する重要なフェーズです。このプロセスは、企業と投資家が互い…

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日本企業が海外で上場する方法として注目されるSPACを徹底解説

2021年冬、注目のキーワードとなった"SPAC"。たとえば、小売企業に物流施設の自動化技術を提供するシンボティックが、ソフトバンクグループ出資のSPACと合併し、NASDAQに上場すると発表したことが記憶に新しいところ。合併評価額は約6200億円(55億ドル)で、2022年上半期に取引が完了予定です。この取引を通じ、総額7億2,500万ドルの資金調達を見込んでいます。 アメリカの証券市場では既に広く普及しており、日本発のスタートアップ・ベンチャー企業が米国市場に上場する新

株価の調整と注意点

さて前回から引き続き、「第11話 ホールディングス化と資本政策の立案時に注意すべき8つの…

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シミュレーションを何度も繰り返す

さて前回は、「第11話 ホールディングス化と資本政策の立案時に注意すべき8つのポイント」…

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実行プランを決定する資本政策の実務

前回の話はこちら 資本政策は会社の経営目標や株式上場スケジュールに密接に関わります。この…

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資本政策を疎かにしない

今回から、前回の記事を元に、それぞれのポイントを深堀して解説を進めてまいります。 ポイン…

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ホールディングス化と資本政策の立案時に注意すべき8つのポイント

ホールディングスという形態が最近増加しているのはご存知かもしれません。実際に私自身も、会…

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経営者が目指すべき4つの指標

さて、株式上場とは個人的な経営から組織的な経営へと移行するプロセスとして、事業における選…

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あなたの会社の株式価値を最大化する方法

前回は「安定した株主構成を目指すことがファーストステップ」と題して、「会社が目指すべき5つの目標」について、資本政策の観点から考えると経営の根幹を成すものであるので、1〜2までを解説しました。 今回は残り3〜5までの解説に入りたいと思います。 会社が目指すべき目標の3つ目、「株式の流動性」資金調達を有利に進めていくためには、株価の維持向上が不可欠であり、株主は皆、自分が投資した会社が将来的に成長し、株価が上がって、配当も出せるようになることを期待しています。 しかし、逆