見出し画像

軽井沢に来ています


昨日から軽井沢に来ている。
早朝に東京を出発。休み休み高速を走って8時半ごろに到着。吹雪舞う軽井沢を眺めながら、豪華モーニングをいただいているうちに晴れてきて、ちょこっとスキーをし、まだ滑れる!を確認してから、ホテルにチェックイン。
少し昼寝をしてゆっくり露天風呂などに浸かり、チラとサウナ体験もして、部屋に戻ってからは昼寝したりしながら午後を過ごし、極寒のアウトレットでお土産などを見て、夕食。

信州米豚のソテー
Kが頼んだデミソースハンバーグ
これが絶品!

部屋に戻ってからもダラダラ過ごしているうちに本気で寝てしまい、午前2時半に目が覚めてから眠れない。3時ごろからベッドを抜け出し、コーヒーなど入れてから書いている。

あぁ、なんという極楽。

実はひと月前にもここへ来ていた。ところが、わたしの体調不良でまったく楽しめずに終わってしまった。
腰痛に加えて、何がいけなかったのか細菌性の胃腸炎で、行きの車から酔い、何度かの昼寝で多少快復したりもしたからと焼肉に行き(激ウマでした!)就寝後に目覚めて吐き、全身冷や汗まみれになった。

それでも少し寝たらスッキリしたので、性懲りも無くまた温泉に浸かり、またまた体調が悪くなって帰りの車もずーっと車酔いで寝て帰った。
Kにとっては散々な誕生日旅行になってしまった。

ゲロゲロの合間に食べた絶品焼肉!
希少部位とか言ってたな


そもそも仕事もなく病院通いの年金生活者にこんな贅沢ができるはずもなく、旅行費用は全てK持ち。わたし自身は体調に不安があったから行きたがらなかったのに、Kがどうしても行きたいと言ったのだから仕方ないさと思いつつ、さすがに少し申し訳なかった。

そんな思いをしたばかりなのに、今回も言い出しっぺはまたKだ。運転するのもお金を出すのもKだ。スキーなんて何十年ぶりかわからず、臆するわたしを説得し続け、板も靴もウェアも用意してスキー場まで連れてきて、手取り足取り教えてくれたのもKだ。本当にお人好しというか、親切極まりないというか、極度の世話好きというか。
まぁ、K自身がしたいことしかしないから、そこにわたしの自由はないとも言えるけれど、余計なことは考えずに乗っかりさえすれば過分な贅沢もできてしまう。
自立を何より是としてきたわたしは、かつてはこういう関係が重くもあり、後ろめたくもあり、反発したものだが、気がつけばKの思惑どおりに乗せられているようになった。
肩肘張らなければこんなに楽なのか、とも思う。それを堕落と考えていたかつてのわたしに、でも、今が正解だとはまだ言い切れないけれど。

それでも

とても幸せだと思う。ありがたいと思っている。できることは、お返ししたい。けれど、どうもKとしては我が儘を言われているほうが楽しいらしい。つくづく損な性格だ。ありがたや〜。

今回の旅行はラッキー続きだ。高速は空いていて快適だったし、ゲレンデは2日ほど前に降った雪が残っていて、サラサラの新雪だった。ご飯も美味しい。なんと言っても野菜が美味しい。部屋はまだ新しくて清潔、露天風呂も雪見風呂で最高だった。前回のリベンジは十分果たせた。

深刻な心配があるのは、実はKのほうなのだが、彼は少しでも不安を打ち消すことができただろうか。

ドラマのように、映画のように、大人になると恋だの愛だの言っちゃあいられないと思っている。言えていたら幸せだ。ただ、言わなくても支え合えたらそれで良い。わたしは支えになっているのだろうか。

雪と氷の花が満開

6時になった。温泉♨️行こうかな
この贅沢を味わい尽くすぞ!

朝焼けと月!

いただいたサポートは、これからも書き続けるための大きな糧となることでしょう。クリエイターとしての活動費に使わせていただきます!