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ひとりの野球好きがもやもやしている話

まずは、自己紹介から失礼いたします。
私は多趣味な22歳女子大生です。

私の3大趣味は、競馬、麻雀、野球(順不同)です。
好きな馬は、ユーバーレーベン。
好きな役は、七対子。
好きなプレーは、四球。

どれも語りだしたら切りがないので、今回は野球のみに焦点を当てます。

野球好きの方とお会いした時や、野球観戦時に感じることを文章化したいなと、ふと思ったので初めてnoteを書いてみます。

誰かに何かを伝えたいというわけではなく、単に自分の考えを整理するために書いており、文章化するならついでに公開しちゃおうと思って公開しています。
なので、もしも本文を読んでくださる方がいるのであれば、長々とした拙い文章に目を瞑っていただけたらと思います。


私はどんなタイプの野球好き?

私は野球という競技が好きです。
しかし、運動音痴の私は野球を楽しんで行えるほどの技術と体力が無いので、観戦することが好きです。

野球の好きなところ

野球の何が好きなのか。
「状況が把握しやすいから」、「点の取り方に多様性があるから」
というのが私の回答です。

状況把握
プレイボールと共に、「1回表」という状況が作り出される。
投手がボールを1球投げるごとにボールカウントが進み、状況が変化する。
打撃内容によってアウトやランナーが増加する。
増加したアウトやランナーによって、得点取得への期待値が変化する。

上記に述べたようなあらゆる状況の変化が、離散的に把握できることに対し、とても魅力を感じます。

野球以外のスポーツを観戦するのも好きですが、状況がよく把握できないまま良さげな展開になり、興奮や感動を最大限に味わえないこともあります。
一方で、野球は状況が変化する度にプレーが止まるので、次のプレーへのワクワク感や結果に対する一喜一憂をより強く感じることができると思っています。

多様な点の取り方
野球という競技の勝ち負けは、試合終了時に相手より1点でも多く点を取得できているかで決まります。
これだけ聞くと単純そうに感じますが、「点の取得」という結果を生み出すまでの過程が多様なことが、野球の面白さの一つだと思います。

ホームランを放って一気に点を取得する。
こつこつと単打を積み重ね、ホームにランナーを返して点を取得する。
ヒットが出なくても、四死球でランナーが進んだ結果、点を取得する。

多様な点の取り方が存在することで、個性溢れる選手の強みが生かされる機会が提供されていると思いますし、そのおかげで各プレーに興奮するのだと思っています。

好きな野球の種類

どのような種類の野球(例:プロ野球、高校野球…)が好きなのか。
「野球という競技が行われているものは全て好きです」
というのが私の回答です。

これまで述べてきた通り、野球という競技が好きなので、○○野球が特別好きということはありません。
なので、プロ野球のみならず、高校野球やジュニアトーナメント等、野球を行ってさえいればどれも楽しく観戦しています。

また、特定の球団やチームのファンというわけでもないので、どんな試合でも興味を持って楽しめます。

しかし、そうであるが故に、野球観戦時にもやっとすることもあるので、そちらは後半部分で述べたいと思います。

友人はどんなタイプの野球好き?

野球ファンの友人はたくさんいますが、私のような野球好きにはあまり出会ったことがないのが正直なところです。

プロ野球 "が" 好き。 高校野球 "が" 好き。
○○球団 "が" 好き。 ○○選手 "が" 好き。

私の周囲の友人は上記のような人が多いです。
中には、「プロ野球も高校野球も好き」という人もいますが、それでもやっぱり「一番好きなのはジャイアンツ」等というパターンがよくあります。

また、「野球が好きです」と言うと「どこの球団が好きなの?」と聞かれる流れがよく発生することからも、野球好きというのは「一番好きなのは○○」という回答を持っているタイプが多いのではないかと考えます。

野球観戦時には「一番好きなのは○○」を持っていることが、熱狂を強化させると感じています。

表現が正しいかは分かりませんが、贔屓球団やチームが存在することで、一つ一つのプレーにより熱中することが可能になると思います。

勝敗に一喜一憂することはもちろん、たまにヤジを飛ばしてしまったりなど、その球団やチームに対する「一番」の思いが無いとできないことがあるのではないでしょうか。

特に、実際に球場で野球観戦をする際に、「一番好きなのは○○」を持っている強みが発揮されると思います。
「○○」の部分が同じである人々と、同じ塁側から観戦・応援することが、より熱狂を強くさせる理由だと考えています。

私が野球観戦時に感じるもやもや

「一番好きなのは○○」という回答を持っていない私は、球場で野球観戦をする際に毎回もやっとする瞬間があります。

それは「両方の球団を応援してはいけないという雰囲気」を感じる時です。

私が友人と野球観戦に行く際には、友人の一番好きな球団の試合を見に行き、その球団のベンチ側に座ります。
幸いにも多くの友人が、野球全般が好きという私の価値観を理解してくれています。

どちらの球団の選手であっても、良いプレーが出た時には「ナイス!」と声が出ますし、ミスが出た時には「あーあ」と無意識に言ってしまいます。
これが、友人以外の観客の方から不快に思われる可能性が大いにあります。

例えば、阪神の選手の好プレーによって巨人がチャンスで点が取れなかった際、周囲の巨人ファンからはため息や落胆の声が漏れることがあります。
その場合、巨人側の応援席(※外野ではありません)に座っていても、阪神の選手の良いプレーが出た際に私は無意識に歓声が出てしまいます。

周囲とのギャップにより、野球観戦をする度に「申し訳なさ」を感じると共に「私のようなタイプの野球好きは我慢が必須なのか?」という疑問が発生し、もやもやします。

本当は外野席の熱量で、応援歌を熱唱しながら、両球団とも堂々と応援したいというのが私の理想です。
しかし、そのような観戦スタイルは受け入れられないと思いますし、揉め事を起こさず多くの人が楽しむためにもそれが最善策だと認識しています。
大量の野球好きが集まっている状態での野球観戦は、暗黙の了解も含め、ルールを守って応援する必要があることも理解していますし、ルールを破ってまで自我を突き通すことは私自身が許せません。

それでもやっぱり心のどこかで私の理想の応援をしてみたいなと思うことがあるのです。
可能性があるのはオールスターかなと思いますが、そう簡単にチケットは入手できないし、毎年必ず予定が空いているわけでもないのが現実です。

同じような気持ちを抱えている人に出会ったことが無いため、いつもひとりでもやもやしています。
この気持ちを言語化したくて、noteを書いてみたというのが今回の主旨でした。


それでもやっぱり楽しい野球観戦

ここまでなんだか不満を述べる内容になってしまいました。
たしかにネガティブな気持ちになることも正直ありますが、それはたった1割の気持ちで、残りの9割はポジティブな気持ちばかりです。

そもそも野球という競技が好きな私は、野球が見れるだけで大興奮です。
尚且つどちらのチームが勝っても負けても大満足できる私は、毎回野球観戦が良い思い出となり、また見に行こうと心に決め、再度(様々な)球場まで足を運ぶのです。

多様な野球好きの一喜一憂から感じる熱狂が、より私に野球の魅力を感じさせてくれているのだと感じます。

結びに

自分の考えを整理するために作成したnoteですが、最後に読んでくださった方が存在する可能性を考慮して一つだけお聞きしたいです。

ここまで読んでくださったあなたは、どのようなタイプの野球好きでしょうか?野球のどんなところが好きなのでしょうか?


たくさんの野球好きの熱狂を感じながら、これからも野球観戦を楽しみ、野球という競技を好きであり続けたいと思います。

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