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絶賛大恋愛中


何から話せばいいか分からない。
とにかく私は今、久々にときめいているのだ。そして、彼のことで頭がいっぱいで苦しんでいる。でもそれを楽しんでいる自分もいる。多分、ほとんどは、楽しいという感情だと思う。



まず先に、ざっと今の私の状態を説明する。
私は今年の春、大学2年生になる。
前に少し気になっていた人と、1年ぶりに再開した。私は、今後付き合える可能性があるんじゃないかと心を弾ませていたのだが、彼は地方に引っ越すというのを知り、若干絶望している。

ここから、その詳細を話していく。(長くなります)
長いのを読みたくなかったり、途中で飽きたら『☁️𓈒𓂂𓂃◌𓈒𓐍☁️𓈒𓂂𓂃』このマークが見えるところまで下にいってみてください🙇‍♀️
そこは1番話したいことが書いてあります。
それまでの前フリは思い出話。

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一昔前の話

“高3の春”
私と彼の関係は、高校3年生の時の同級生。
新学期、初めての席替え。隣の席になった。その彼は、友達が多く、顔が女の子から人気だが、男の子とばっかりいるせいか、女の子とは距離がある人だった。高校1年の頃から、かっこいいなと私も思っていたが、遠くから眺めるだけで話したことなどなかった。
しかし、高校3年にして初めて同じクラスになり、席は隣。…私は幸運か?   隣の席と言っても、女子と距離のあるその彼とは、そんな簡単に話せることも無く。こんなイケメン、隣にいるだけで目の保養になるわ、と喜んでいた。
しかし、授業のペアワークで会話を重ね、気づけば日に日に、休み時間にも話す仲になっていた。
受験生だったから、お互い問題を出し合ったり。自分の成績がどれくらい傾いてきたか騒いだり。今日はどんな過去問をやったか、難しかったか、余裕だったか。
…懐かしい。(私は今これを書いていて、思い出話を咲かせているから楽しい。けど、読んでいる人は、どんな感情なんだろう。笑)

…そんな学生生活を過ごし、受験を経験し、卒業。4月から、私は大学生、彼は一浪することを選んだ。

“大学入学前の春休み”
私は、クラスの女子の中で唯一、彼とLINEを交換したであろう存在になった。
そして、デートもした。が、常に私は彼の浪人生活のことが気にかかってしょうがなかった。
「私は彼の勉強のジャマにならないだろうか」、シンプルに「彼は私を恋愛対象としてみてくれているのか」という不安もあった。
私は、彼との関係に分かれ道を作るようなことは何も発言せず、ただ彼に合わせていた。
「ご飯に行こう」と言われれば、行く。「ちょうどお土産あるから渡したい」と言われれば、それだけのために会う。何も連絡がなければ、…そのままだった。

そうして、やっぱり彼は勉強に本腰を入れたのか、連絡は来なくなった。少し寂しかった。同じクラスで、少し仲が良かっただけなんだ。まぁ呆気ないがこんな終わり方もあるか。私は私で、彼は彼の人生があるのだ。
そう思い、彼のことは諦めたんだ。

一昔前の話 終了
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“大学1→2年生の春休み”
彼と連絡を取らなくなって、1年が経とうとしていた。
あれから1年経ったんだ。その間に、私だって色々経験したぞ。彼氏だっていた。その彼氏とは別れた。新しい恋を探しに、マッチングアプリを入れた。遊んでみたかった。でも怖いから真面目な恋愛を求めた。マッチングアプリで心を通わせた恋愛を、私はできなかった。みんな、上辺の恋愛を捜し求めているようで、飽き飽きしてしまった。アプリは消した。恋は当分いいや、そう思った。
友達と旅行をしまくり、私は春休みを満喫していたんだ。ネットではなく、初めから現実で出会い、心を通わせた友達といることは、私にとって最上級の至福だった。
旅行の一コマを、SNSに載せていた。インスタのストーリーに。
あの、高3の時仲良くしていた彼とはインスタで繋がっている。旅行のストーリーに「いいね」をくれた。最初は気にしていなかった。気にしないように、していたんだ。でも、そんな日が何日か続いたもんだから、私はついにDMで話しかけてみたんだ、「久しぶりー!元気してた?」…すると、受験が終わった報告と、ご飯のお誘いを受けた。
恋はいいや、と思っていた私だが、前に気になっていた人と久々の再会!となれば話は違う。デートの予定が決まれば、心を弾ませ、服は何を着ていこうか、どんなメイクをしようか、何を話そうか、、ワクワクが止まらなかった。

デート日は2週間後に決まっていた。その時から、デートの日まで、ずっとメッセージのやり取りをしていた。
これにはびっくりした。文での会話なんてすぐ終わるだろうと思っていた。
私は、返信速度が遅いタイプだから。それに、付き合う前からそんなにポンポンやり取りしたくない、だって特別感なくなるから、、そう思っていた。だが、そんな面倒くさい自己正当は捨て、彼には自分の思うまま、素直に接してみたくなった。だから、どんどん返信した。彼も話題を提供してくれる。会話が、続いた。よくスマホを手放さずにLINEしている人からしたら、会話が続くことは、なんてことない話かもしれない。だが、私は基本、気になっている相手には、あえて1日1~2通くらいしか送ってなかったんだ。そりゃ会話も盛り上がらない。
そんな私が、思いのままに動いたら吉と出たのだった。

☁️𓈒𓂂𓂃◌𓈒𓐍☁️𓈒𓂂𓂃◌𓈒𓐍☁️𓈒☁️𓈒𓂂𓂃◌𓈒𓐍☁️𓈒𓂂𓂃◌𓈒𓐍☁️𓈒


そして迎えたデート当日。
今日、私は彼と1年ぶりに会ったんだ。この日のために考えた服。彼の好みに寄せたKーPOPよりのメイク。韓国巻きと言われるヘアスタイル。デートだからナチュラルメイクがいいのだろうかと、今日のメイクを始めたはもの、やっぱり“可愛さ(自己満だよ)”を求めて、どんどんメイクは濃くなっていく。
この時の私の脳内は「自信が持てる超可愛い私になるメイク  VS  世間の男が好きなナチュラルメイク」…勝者は、前者の方だった。メイクが濃いからと言って、気が引けるような男ならこっちから願い下げだ。私は自分のことを愛して生きたい。
強気に見えて、実は不安を抱えながら待ち合わせ場所へと向かう。そして待ちに待った、1年ぶりの再会!!!彼の第一声は、「なんか雰囲気変わったね。KーPOPアイドルみたいだ。」だった。照れ隠しで小さく微笑んだが、死ぬほど嬉しかったんだ  


彼との1日は、あっという間だった。そして、とても楽しかった。
無邪気に笑い、話をする彼を見ているだけで、私は楽しかった。彼の思考を聞くと、私も意見交換をしたくなった。お返し、みたいなものだ。私の思考も話してみる。彼がそれに対して、賛同したり、違った角度から意見を上げたり、、会話が途切れなかった。(…そうそう、この感じだ。「いい人いないかなぁ」と思っていた頃は、いつだって、高3の時の彼みたいな、「自由な人!無邪気に生きてる人!そんな人と出会えたらいいな」、そう思っていたんだった)

楽しい会話をしている中、彼の大学は地方だということ、遥か遠くに引っ越してしまうことを告げられた。しかも、明日出発するらしい。え。急すぎないか。笑
デートは楽しい。彼と同じ時を過ごしていることがとても幸せなのに、もう会えなくなると思うと寂しかった。そういえば、私が思い描いていた未来、、彼とあと数回デートを重ね、告られて付き合う(というなんとも都合の良い)想像はとりあえずかき消された。
新幹線で会いに行けばいい。新幹線で2時間かけて、、いや、それはいつの話になることやら。

モヤモヤしていたが、その時は、深く考えず、ただ彼との貴重な時間を楽しむことにした。


別れ際に、別れを惜しむ言葉を言う、…なんてことは無く、彼はさっぱりした性格な人なもんだから「バイバイ」で終わってしまったことは、悲しくも、彼らしいと微笑ましくもあった。
解散し、電車に揺られながら少し思い詰める。あぁ、これで当分会えなくなるんだなぁ、寂しい、、寂しいっ!!、

明日、彼は出発するらしい。私はあなたに気持ちがあるのに、この地を去るなんてひどいわ。
「今度こっちにおいでよ!」…そう言われてもなぁ。行きたいよ。ものすごく、行きたい。でも、行った先には何がある?私はあなたの恋人になれる?なれたとして、私たちは552kmの遠距離恋愛を乗り越えられる?その恋愛は幸せなの?そもそも、付き合えないなら、会いに行ったりしたくない。付き合えないなら、最初から期待させないで欲しい、と思ってしまう。

今、彼にLINEを送って返信を待っている最中だ。「明日、お見送りに行きたいな」
その時、大学で使えるジェットストリームのボールペンと、想いを伝える短い手紙を渡そうと思う。時間があまりないから無理だと言われたら、きっとよく分からない友達のまま、関係は引き伸ばされるだろう。そして私は、552km先のあなたに会いに行くだろう。私は、あなたなら大人の関係になっても良いと思ったよ。あぁ、これじゃあまるで典型的な都合のいい女、だねぇアハハ。

どうなるかなぁ、分からないけど、私はここ2週間、彼とメッセージをやり取りし、再開したことが嬉しかった。とても楽しかったし、私もまだこんな青春みたいな恋愛ができるんだと思った。(純粋に好きで、付き合いたいと、思う、それが青春だという認識)

ここまで読んでくれた人はいるのだろうか。笑
私の思い出話に、心を通わせて、なにかしら感情移入してくれたのなら嬉しい。
読んでくれたら、ぜひいいねを押してその事を教えてください。

そうだ、デートでこんな話をした。
「今日はたっくさん歩いたから、きっとよく寝れるね!」でも、それは嘘になった。いつも、友達ともそういう話をしても、なんでか動いた日に限って夜更かししてしまうんだ。まぁいつもの事だった、今日もその訳の分からない私の法則が更新されただけ。
たぶん、遊ぶ日はは色んなところに行くから体は疲れるんだろうけど、
人に会うとどうしても色々考えてしまうんだ。だから、寝れないんだ。



人と会話をした後は、1人で考え事をするのが好きだ。そして、しっかり言語化して分に表すとアウトプットしたものがまたインプットされるようで、なんだか気持ちが良い。(out:言葉→文字、in:文字→言葉 として頭に帰ってくる爽快感)

きっと、1人で考え事をする時間が長い程、その日はたくさん人と話した日なんだろう。

さぁ、気が付けば朝の5:35。
スズメ達が鳴き始める。
お見送りLINEに、彼から返信が来る頃、私は起きているだろうか(笑)

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