WEBライタートレーニング5日目

中学から大学生にかけてロックに目覚め、いろんなバンドのCDを聴き、ライブに行き、いろんなバンドの曲をギターでコピーしていました。
とにかく人より詳しくなりたい!と思って色んなものを吸収しようとしてました。
ラウド、ミクスチャー、メタル、パンクといったジャンルを邦楽洋楽問わず幅広く聴いてたつもりです。

特にライブというものにすごく魅力を感じていまして、DIR、ホルモンはもちろん、色んなライブに行きました。サマソニ やロッキン等、夏フェスにも行くようになりました。

将来はライブに携わる仕事がしたい!と強く思うようになりました。
高校生の頃からそのような思いがあり、そっち系の専門学校を調べていました。
高3で進路をどうするかという話になり、その事を親に伝えましたが、許してくれませんでした。

大学には絶対に行けと言われたので渋々従う形になりました。

音楽のライターにも興味があったので文学部の日本文化学科というバリバリ文系の学部に入りました。
大学生活はというと…ほぼ飲みサーのバンドサークル、バイト、彼女と遊んだりとごく普通の大学生活を謳歌しました。勉強は単位とれればいいやくらいの感じです。
今思うとかなりリア充(死語か?)でした。

そんなこんなであっという間に大学生活は過ぎ、また進路を決める時期になりました。
私は音楽系の専門学校を諦めていませんでした笑

親はやはり反対しました笑 社会に出るのが遅れるやろ!いつまでも親が何とかしてくれると思うな!と言われました。

こうやって親は子供の可能性を奪ってきます笑
高3の時は、専門学校は大学行ってからでも入れる みたいな事を言ってたくせに!
私は自分の子供には好きなことさせてあげたいと思います。
子供は親の所有物ではないので。

適当に就活してましたが、就職氷河期ということもあり上手くいかず、音楽業界への情熱が捨てきれなかったので、バイトでライヴハウスの照明の仕事をすることにしました。

これが結構大変でして、右も左も分からない完全な素人がああいう現場にポーンと放り込まれると何も出来ません。
指示されても分からない用語だらけなので意味が分からず「○○って何ですか?」と聴くと「あ、じゃあいいです。。」となったり、作業は次々進みますが自分は何をしていいのか分からずぼーっと突っ立てることしかできませんでした。
仕事を覚えようにも覚え方か分からないという感じでしょうか。
上司は冷たいし、すぐキレる人もいたので精神的にはかなり参りました(笑)
同じ時期に入った子がいたので、その子と愚痴を言い合ったりできたので何とか頑張れました。
というか、周りは就職しているのに自分はやりたいことがある!と言って選んだ道なのでそう簡単には辞められませんでした。
仕事に行く前日は心臓がキューっと押しつぶされそうになっていました。
今思うと早く辞めて違う仕事を探したほうがよかったと思います。

ライヴハウスの仕事は毎日あるわけではなかったので、もう一つバイトを掛け持ちしていました。パチンコ屋のバイトだったのですが、これがめちゃくちゃ楽しかったです。みんな仲良くて、仕事に行くという感覚があんまり無かったですね(笑)営業中はインカムでお客さんの悪口とか世間話とかを延々としててずっと笑ってました(笑)本当はダメですが(笑)
こういうバイトをしていたのもライヴハウスの仕事を続けられた一つの理由かもしれません。

地元でそんな生活をしている中、上京しようと密かに企んでいました。
実家だったのでバイト代はそのまま貯金できたので引っ越し資金は自分で貯めました。
フリーター生活が一年になる頃、千葉県にあるライヴハウスの求人に応募し、面接の連絡が来たので行くことにしました。親には面接に行く前日にいきなり言いました。「明日千葉に面接行くわー」みたいな感じで(笑)
ここまで来ると何も言ってこなくなりました(笑)

やる気があるなら是非。みたいな感じでトントン拍子に決まりました。
物件の手続きなどは自分でしましたが、引っ越しは親に手伝ってもらいました。
夜行バスで私が先に行き、大きい荷物などは親が車で運んでくれました。
色々揉めましたが、最終的には自分のやりたいことを応援してくれたみたいで、今思うと感謝しなければと思います。
夜行バスで朝方、レインボーブリッジから見た景色は忘れられません。

バス降りた時のあの空気とか、朝マックで酔いつぶれてる人と、今から出勤する人と、楽しそうに話してる学生が入り混じってる感じとか、「都会に来たなー」とワクワクしたのは忘れられませんねー。

引っ越しの日は両親と三人で新居で寝ました。これもいい思い出(笑)
翌日ニトリで布団を買ってもらい、別れました。
あの時の親の心境はどんなだったのでしょうか。。
独り立ちといっても日給5000円のライブハウスのバイトが決まっているだけです(笑)
上京を許してくれてありがとう。そのおかげで今の自分がいます。(最初のほうでは悪く言いましたが、感謝しています。)

こうして千葉県での一人暮らし生活が始まるのですが、ここからがなかなか壮絶です(笑)

入ったライブハウスのオーナーが前科持ちでして、結構やばい職場でした(笑)

また気が向いたら書こうかと思います。

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