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学んだ事が身につくには

こんにちは。
だーはらです。

人は毎日多くのことを学びます。
仕事でも、趣味でも、多くの情報が絶えずもたらされ、インプットされていきます。

しかし、学んだすべての事を実践で活かすことはできません。
ある程度の基礎知識があり、自分の持つ情報と新しい情報を結びつける事が出来て初めて、情報を活かす事が出来ます。
情報を活かす事が出来て、"学びが身についた"といえます。

多くの情報は、身につく前に忘れてしまいます。
学業や仕事に関する勉強をたくさんしたとしても、全然身に付かずに忘れてしまうということはありませんか?
学びをを身につける事が出来ない大きな要因として、
"その分野の基礎知識が足りない"
"新しい情報を、自分が持っている知識と結びつける事が出来ない"
の二つが考えられます。
今回は、この二つの要因について解説していきます。

その分野の基礎知識が足りない

資格を持って働いている人の多くは、大学や専門学校で基礎知識を学んでから働いています。
また、会社に入ってから"初期研修"として基礎知識を学ぶ機会を設けている会社も多いです。 
しかし、学んだ知識を使う場面がなければ、知識は定着しません。
しかし、多くの人は一度学んだ知識を基礎からやり直す事があまりありません。
資格試験の勉強は"広く浅く"学ぶため、実務に必要な基礎知識は"より深い部分を含む範囲"となります。
また、実務は『知識があるか』ではなく『知識をどう活かすか』という場であるため、言葉の一つ一つの意味合いを正しく理解していなければ、使える知識にはなりません。
そういった意味で、試験の成績が優秀であっても"基礎知識が足りない"人が社会には多くいるのです。
試験の成績が優秀である人ほど、自分には基礎知識があると思い込んで、難しい専門書などを手に取ってしまいがちです。
学びが身についていないと感じた時は、まず基礎的な勉強を再度やり直してみましょう。
一度実践を経た後に基礎の勉強をやり直すと、最初の頃には気がつかなかった多くの気づきが生まれてくるはずです。
行き詰まった時に必要なことは難しい専門知識をたくさん取り入れる事ではなく、基礎に戻って丁寧に復習していく事なのです。
是非一度試してみてくださいね。

新しい情報を、自分の持っている知識と結びつける事が出来ない

情報の一つ一つを""であるとすると、点と点を繋いで""にすることが、知識を活かすために重要です。
多くの情報をインプットする事が出来ても、自分の知識と結んで""にする事が出来なければ、自分の知識も、有益な情報も活かす事は出来ません。
仕事において求められるのは、"情報の活用"なのです。
すなわち、情報を知識と結びつけられるようにならなければ、どれだけ多くの情報を仕入れても仕事に繋がらず、どれだけ勉強しても身につかないという事になります。

では、情報と知識を結びつけるにはどのような方法があるのでしょうか。

最も効果的なことは、"実際に経験した業務"を振り返って、自分が必要だと思った学びをピックアップし情報収集を行うことです。
あなたが自分で検索した情報であれば、必要となった場面があるはずです。
"学びたい"と考えるきっかけがあるものほど、学んだ情報を活かす方法が分かっているので身につくのが早いものです。

情報収集の目的が漠然としていては、せっかく得た多くの情報も"調べた"で終わってしまいます。
学びの目的を明確にして情報収集を行う事が、学びが身につくために必要な工程です。

学びを身につける事が出来ないと感じたら、なぜそれを学びたいと思ったのか、もう一度振り返って、学ぶ目的を明確化しましょう。

さいごに

"学ぶ"ために重要なのは、"学ぶ目的"です。

目的が漠然としていては、情報収集も漠然としたものとなり、情報の取捨選択も出来なくなってしまいます。

また、基礎知識をどれだけ身につけているかどうかで、情報の取捨選択の精度が変わります。
必要な情報を効率的に選択する事で、短時間で多くの有益な情報を得ることができ、基礎知識と情報が結びついて学びとして自分の中に定着していきます。

定着した学びは、"イメージツリー"や"マインドマップ"のように、多くの情報と繋がって自分の中に広がっていきます。

学んだことが自分の中で整理され、知識と連動してアウトプットできる状態になれば、必要な時に引き出して活用できます。
これが学びが身についた状態です。

学びを身につけるために必要なのは、"基礎知識"と"明確な目的"です。

学びをたくさん身につけることで、人生の選択肢はどんどん広がっていきます。
現代は、必要とすればいつでもインターネット上で情報を得て学ぶことができます。
学びたいと感じた時は、積極的に学んで身につけていきましょう。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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