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【勉強のこと】知的障害について

 こんにちは。
 今回は、知的障害について、簡単にまとめさせていただきます。

1.知的障害とは

・知的障害とは、知的発達に関わる障害
知的な能力は、成長するにしたがって育っていく。身長や体重が同い年くらいなら同じくらいなのと一緒で、知的な能力も、同い年なら、だいたい同じに育っていく。

・知的障害をはっきりと示す基準はない。が…共通の目安が3つ
①知的な能力の発達に明らかな遅れがあること②適応行動するのに明らかな難しさがあること③その障害が発達期に起こっていること

2.知的障害がともなってあらわれることのある障害

・知的障害がともなってあらわれることのある障害には、自閉症、ダウン症、脳性麻痺などがある。
・知的障害に似ている障害には、LDやADHDがある。
・LDは日本語では学習障害という。全体的には知能の遅れはないけれども、学習に必要な能力(聞く、話す、読む、書く、計算する、推論する)のうち、1つまたは2つ以上をなかなか身に着けることができない。
・ADHDは日本語では注意欠陥多動性障害という。不注意、多動性、衝動性のうち、不注意のみか、多動性と衝動性の2つ、またはその3つすべてがその年齢からは考えられないほど目立つため、集団での行動や学習がうまくいかないもの。

3.手助けのポイント

・ひとりの仲間として接する
・一度嫌がられたことはしない
・手助けがうまくいかないときは、考えてみる
・困っているかどうかをよく見る
・上手にできたことを素直に誉める
・ゆったりとした気持ちで接する

4.知的障害のある人とつきあうには

・言葉と一緒に身ぶりや絵などをつかう
・答えやすい聞き方にする
→答えを選ぶ形にすると答えやすくなる
・自分から誘ってみる
・はっきりと伝える
→やめてほしいことははっきりと「いや」と伝える
・理解すること、ゆるすことも大切な手助け
→注意してもすぐにはなおらないから、障害

5.参考文献
 ふしぎだね?知的障害のおともだち


 基本的な知識と、どう関わるかのヒントが記されていました。
 働くまでは、認知症と似たようなものなのかと思っていましたが、全然違いました。コミュニケーションをとるのが難しいことがありますが、特別な評価バッテリーとかではなくても評価できることはありそうだと思いました。

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