悲報、年利8%の投資法ができなくなりました。
挨拶
みなさん今日は。
川村修一です。
今日もよろしくお願いします。
年利8%の投資法ができなくなりました
DMM CFDのルール変更
久しぶりの投稿なので明るい話題を投稿したいところですが、残念な話題を選ばざるをえません。
2022年6月28日に、DMM CFDがルール変更を発表しました。
主要な点はふたつで、
①新銘柄の追加
②スワップポイントを廃止し「価格調整」または「金利調整」を実施
①新銘柄の追加は歓迎ですが、私にとってショックだったのは②スワップポイントを廃止し「価格調整」または「金利調整」を実施、です。
価格調整の実施により、DMM CFDを使って低リスクでほぼ確実に年利8%を得る取引方法ができなくなりました。
低リスクで年利8%得られたのだが・・・
もはやできなくなってしまったので、どういう方法だったのかを詳しく説明しても仕方がないので、ごく簡単に記述します。
毎年3月と9月に、
DMM CFDで日経平均のCFDのショートポジションを建て
どこかの証券会社でミニ日経先物のロングポジションを建て
サヤを稼いでいたのです。
ミニ日経先物はどの証券会社を利用してもOKなのですが、CFDは必ずDMMを利用する必要がありました。
サヤの仕組み
日経平均の構成銘柄の多くは3月期決算ですので、3月に期末配当、9月に中間配当があります。
くりっく株365では、権利付最終日に日経平均CFDを買いポジションを保持していると配当を受けることができ、逆にCFDを売りポジションを保持していると配当分だけ支払いをしなければなりません。
楽天証券のCFDも同様です。
一方、GMOクリック証券のCFDは配当ではなく、価格調整を実施します。
権利落ち(配当落ち)すると、日経平均は配当額分値下がりします。
もちろん株価は様々な要因で変化するので、権利落ち日に配当分だけ必ず下落するとは限りませんが、大きな材料がないとおおむね配当分だけ値下がりします。
ですので、くりっく株365や楽天証券で日経平均CFDを権利付最終日にロングポジションを保持すれば配当を受取れますが、CFD価格自体は配当分値下がりしますので、差し引きはゼロです。
GMOクリック証券の日経平均CFDは、価格調整という方式を採用していますが、実質的にはくりっく株365や楽天証券と同じ結果となります。
DMM CFDの日経平均CFD
ところが、DMM CFDの日経平均CFDは配当受支払いも価格調整も実施されていませんでした。
スワップポイントの支払いは必要でしたが、その額が配当や価格調整額よりも少なかったのです。
ですので、DMM CFDで日経平均CFDをショートして、どこかの証券会社でミニ日経先物の期先をロングしていれば、配当分に近いだけのサヤが稼げました。
今年は2022年9月28日が権利付最終売買日で、日経平均CFDのロングポジションを保有していれば、2万2,373円の配当を受けられる予定です。
2022年8月30日時点のミニ日経の9月限と10月限を比べると、9月限が230円高くなっており、これは今年の配当予定額とほぼ同じです。
ですので、今年の3月までならDMM CFDで日経平均を10lotショートして、ミニ日経先物10月限を1枚ロングすれば、ほぼノーリスクで約2万円のサヤが稼げました。
必要証拠金は1ペア仕掛けた場合40万円~50万円位でしたので、利回りは約4%で、これが年2回ですので8%の利回りでした。
しかし、DMM CFDのルール変更により価格調整が実施されることとなりました。
初の価格調整は2022年8月26日の取引終了後に実施され、次回は2022年9月2日に実施予定です。
おそらくこの9月2日にミニ日経の10月限の価格へと調整が実施されると思われます。
年2回の安定した、しかも短期間で稼げる投資法ができなくなってしまいました。
私にとっては痛手です。
新しい投資法を調査中
今はこれにとって代わる何か良い投資法がないか調査中です。
候補としてはFT100のCFD取引ですが、まだ実際に行っていません。
9月に実施予定ですので、また結果が出たらお知らせします。
原油CFDのスワップサヤ取りは大失敗でしたので、今回はうまくいって欲しいのですが、相場は甘くないですからね。
追伸
今日も、こじょりん(小城徹也)さんのイラストを使わせていただきました。
こじょりんさん、素晴らしいイラストを描いて下さりありがとうございます。
これからも楽しいイラストを生み出して下さいね。
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