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CFDでスワップサヤ取り始めました! しかし、失敗でした。

挨拶

みなさん今日は。
川村修一です。
今日もよろしくお願いします。

原油CFDでのスワップサヤ取り、失敗報告

原油CFDでスワップサヤ取りを始めたことは、以前投稿しました。
こちらの投稿です。

ぜひお読みくださいと言いたいところですが、うまくいかなかった方法の記事と結果的になってしまいましたので、ヒマのある方だけお読みください。

結論として、原油CFDでのスワップサヤどりは失敗でした。

今回はその報告です。

結論だけを知りたい方

詳しい内容はどうでもよいから、「原油CFDのスワップサヤ取りは儲かるのかどうか」の結論を知りたいという方は、

「原油CFDのスワップサヤ取りは儲けることはできません」

という結論になります。

なぜ儲けることができないかの理由を知りたい方は、続きをお読みください。

今回のポジションの経緯

仕掛け

私が仕掛けた原油CFDのスワップサヤ取りは以下のとおりです。

楽天証券の原油CFDを買い (スワップを受取る)
DMM証券の原油CFDを売り (スワップ支払いなし)

楽天証券の原油CFDとDMM証券CFDとでは価格差(サヤ)があるので、
サヤの変化次第ではトータルで損失が出る可能性があります。

しかし、WTI先物を原資産としている点は同じですから、サヤが多少マイナス方向に変化しても、稼いだスワップでカバーしてトータルでは利益になると目論んだのです。

スワップそのものは利益にはなったが、

楽天証券の原油CFDの買いスワップは1lotで1日0.8ドル前後でした。

65lot仕掛けていましたので、1日約6500円のスワップを受取っていました。

当初の計算では、サヤに変化がなければスプレッド分を計算にいれても約1週間でプラスになると試算していました。

ところが、10日経過しても、2週間経過しても利益になりません。
トータルでの含み損が、仕掛けた時のスプレッド分のマイナスとほぼ同じ額という日が続くのです。

儲けることができなかった理由

理由は単純でした。

楽天証券の原油CFDの私のポジションは、、毎日約0.08㌦マイナス方向へ縮小していました。

1lot=10バレルなので、0.08ドル×10バレル=0.8ドルのマイナスです。

これは楽天原油CFD1lotで1日に得られるスワップと同額です。

つまり、スワップで得られる利益とサヤの変化によるマイナスが同額だったのです。

スワップの額は、サヤの変化分で決められているということです。

これでは利益がでるわけはありません。

失敗に気づき、ポジションを閉じることにしたが、

このままでは利益が出ないことに気づいた私は、マイナスを承知のうえでポジションを閉じることにしました。

当初の目論見が完全に間違いだったわけですから、ポジションをもち続けるのは大きなリスクです。

そう決めた時はニューヨーク相場が開いており値動きが激しい時間帯でしたので、明日の日本時間にポジションを閉じることとして、その日は就寝しました。

これが間違いでした。

証拠金調整に失敗してロストカットされてしまった!

翌朝、口座をチェックすると楽天証券の買いポジションがロストカットされていました。

私が寝ている間に、原油の相場が大きく動いていたのです。

余裕をもたせて4倍の証拠金を預けていたのですが、それでもロストカットされてしまいました。

証拠金調整に失敗してしまったわけです。

私は、DMM証券で原油CFDの売りポジションのみを65lotもっている状態になっていたのです。

結果的に利益はでましたが

実は結果的に利益は出ました。

買いポジションがロストカットされてしまってからも、原油価格は下落していました。

それにより、片張り状態になっていた売りポジションに含み益が発生していたのです。

すぐに含み益のでている口座も決済をしました。

結果的に約5万円の利益でした。

しかし、これは当初の目論見から完全にはずれて得た利益、つまり間違って得た利益です。

こうした結果オーライの間違って得た利益を、「儲かったからいいじゃん」と考えるのは危険です。

間違って利益を得るとそのクセがついてしまいます。

このようなクセがついてしまうと、また目論見がはずれた時に、「今回も大丈夫だろう」と都合よく考えてしまい、それがいつか必ず大きな損失となるからです。

反省点とまとめ

残念ながら原油cfdのスワップサヤどりはできませんでした。

通貨FXよりも高いスワップを発見したと喜んでましたが、まったくダメでした。

通貨FXで普通にスワップサヤ取りをした方が賢いです。

反省点としては、

①証拠金調整に失敗した

証拠金調整は、スワップサヤ取りを仕掛ける時に一番大切なことです。

それに失敗したのではスワップサヤ取りを仕掛けた意味がありません。

②原油CFDのスワップの仕組みの理解が不十分だった

仕組みの理解が不十分なまま仕掛けてしまいました。

仕掛けたから仕組みが理解できたとも言えなくもありませんが。

③間違った利益を得てしまった

最大の反省点はこれです。

間違いに気づいても、すぐにポジションを閉じませんでした。

それが大きな損失につながる可能性もありました。

結果的に利益になりましたが、このように間違って利益を得ることは、大きな損失を将来発生させる原因です。

まとめ

投資にうまい話はないことをあらためて実感させられました。

ただ、低リスクで良いリターンを得られる方法がまったくないわけではありません。

実際、ここ数年ある方法で私は利益を挙げました。

今後もその方法で利益を挙げられるかどうかは分かりません。

新たなおいしい投資法を求めてさまよう毎日です。

最後まで読んで下さりありがとうございました。

追伸

今日も、こじょりん(小城徹也)さんのイラストを使わせていただきました。

こじょりんさん、素晴らしいイラストを描いて下さりありがとうございます。

これからも楽しいイラストを生み出して下さいね。




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