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ペットのいる生活5

皆さんこんにちは!ひろです!
前回は天の好きなこと、嫌いなことでした!
前回の続き書いていきたいと思います!多分これが最後になるかと…本当はもっと前に投稿しようとしていたんですが、思い出して悲しくなり、文章を作ることが出来ず、時間がかかってしまいました…申し訳ありません…
この写真、ちょうどあくびしたときに撮れたんです!ナイスタイミングでした!
では、スタートします。よろしくお願いしますm(_ _)m

天といる毎日が楽しく、とても充実した日々を送っていました。
6年程前、私は家族と大喧嘩をし、家を出ていくことになりました。私の最大の心残りは、天と離れること…それがとても苦しかった…
でも家にはもういられないと思い、家族と天と離れることを決断しました。

離れている間、天の事を忘れたことは一度もありませんでした。
「外でボス猫と喧嘩して、怪我してないかなぁ」
「この金紐、天大好きだったなぁ」
「また椅子ぼろぼろになってるかなぁ」
「この段ボール、サイズちょうどいいな」
など、何をしてても天の事を思い出していました。

そして数年が経ち、去年の2月4日の朝のことです。親から一通LINEが入っていました。
「天がもう亡くなってしまうかもしれない」と…
私はそのLINEを見た瞬間、目の前が真っ暗になりました。涙も止まらず、呼吸も上手く出来ず、具合も悪くなりました。
「天に会わせて欲しい」そうLINEを返しました。
その日は仕事でしたが、自分が何をやっていたのか全く覚えていません。ちゃんと業務を行えていたのかどうかすらも分かりません。

仕事が終わり、高速道路で2時間かけて家まで急いで帰りました。
「天!!」私は叫びながら家に入りました。
天はもう、ふらふらとしか歩けず、声も枯れており、鳴くのももしんどそうにしていました。
数年振りに会った天がここまで衰弱している姿にショックを受け、数年も天に会わなかった事への後悔が押し寄せてきました。

「天、ごめんね。ずっと会いたかった…ごめんね」そう言って天を撫でてあげることしか出来ませんでした。
私が意地を張らずに、天に会いたいと連絡をしてさえいれば…
その日はずっと天から離れませんでした。とは言え、見守る事、声をかけることしか出来ません。

天を撫で、天に謝り続けていると朝になってました。その間、天は立何度か立ち上がろうとしていましたが、もう足に力が入らないのでしょう、立ち上がることは出来ませんでした。だっこすることで何が負荷がかかるのか分からなかったため、倒れそうになる天を支えることしか出来ませんでした。
「にゃー」
一度だけ、私が鮮明に覚えている天の元気な声が聞くことが出来ました。一度鳴くと、天は横になったまま足を走っているように動かしていました。走っている夢でも見ていたのだと思います。走り回るのが大好きだったから…

そして、去年の2月5日に天は亡くなってしまいました。うちに天が来てくれてから、16年の事でした。

天が亡くなってから、心に穴が空いたというより、心が無くなった感覚でした。なにも考えることが出来ませんでした。悲しい以外の感情を失ったかのようでした。
私はずっと後悔していました。なぜもっと一緒にいてあげられなかったのか…一年経った今でも後悔し続けています。16年も居てくれたのです。弟のような存在でした。
いつかこうなる日は必ず来る事だと分かってはいます。ですが、当然ですが心が追い付きません。
家の中のあらゆるところに、天のいた思い出が残っています。この思い出が消えることは一生無いのだと思います…
体が硬直して冷たくなってしまった天を毛布で包んで抱え、天と散歩で回ったコースをゆっくりと歩き回りました。
家について、私は天が使っていた椅子に座り、膝の上に天を乗せました。撫でても、声をかけても、もう何も反応してくれません。あんなにやんちゃで元気だった天は本当に亡くなってしまったのです。
天は、私が数年も会いに来なかった事に対して怒ってたかな…ごめんね…

この話で、「ペットのいる生活」は最後になります。
正直、天がいなくなって、私はもう何もしたくなくなり、いっそのこと会いに行こうかなと何度も考えたことがありました。それくらい私にとって天は大きな存在でした。
実家には、天が遊びに来てる形跡があるようです。ペットフードが部屋のなかに落ちていたり、爪や髭などが分かりやすいところに落ちているようです。いつでも遊びに来ていいからね。

皆さんは、何か後悔していることはありますか?それは、なんとか解決できそうなことでしょうか?
それはペットに限らず親、兄弟、友達に対してでもです。
簡単に解決できるような問題ばかりではないのは分かっています。ですが、自分が少し行動を変えるだけで解決できるのであれば、解決していただきたいです。何かあってからでは遅いのです。その時後悔しても、時間は戻ってきません。時間を戻せるのであれば、私は天と別れた6年前に戻り、もっと天と一緒にいて楽しい時間を作りたい…この後悔はずっと消えることはないのだと思います。

ここまで読んでくださってありがとうございました。今度は別の内容にするか、ちょっと関連するものがあるか、まだ考え中です。また次回も読んでくれると嬉しく思います。
ではまた👋

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