#128_わくわく発見力を磨く

特別支援の大家、川上先生のオンライン講座を受講して以来、興味をもって、脳科学の本を細々と読んでいる。

今読んでいるのは「脳は疲れない」(池谷裕二・糸井重里)
面白いと思ったキーワードをもとに考えたい。

書かれたのは平成17年。今から20年前だ。
にもかかわらず、わたしにとっては新鮮な情報の宝庫だった。
いかに自分が無知かを思い知った。

「脳のピークは20代」
巷でよく言われる言葉。
でも、自分の半生を振り返ってみても、わたしが脳をフル活用し始めたのは20代から、30代になり年齢を重ねるたびに、少しずつトーク力が上がっているように感じている。

「生きていることに慣れるな」と著者たちは主張している。
子どもの頃は世界を見る眼が新鮮だが、大人になると「これは今までに見た〇〇に似ている」と脳が整理しようとするらしい。
脳は省エネタイプなのだ。
過去の記憶に甘んじずに、常に新鮮に世界を見ることができるか。
面白いことを見つけられるか。
「常に笑いのタネを探すこと」
これが、脳にとっても教育にとっても、大切なことだと感じた。

身体を動かすことは身体にとっても脳にとっても良い影響をもたらすことも見えてきた。
もともと人間は、テストの点を取るために脳を発達させてきたのではなく、死から身を守り、生き抜くために脳を発達させてきた。
体験からの学びが大きいのは、当たり前の現象なのだ。

常に新鮮に物事を見る目をもって人と接したい。
面白さを見つける目を磨き続けたい。
幸いにもわたしの周りには、そんな人たちがたくさんいる。
人から学び、書籍から学び、日常に潜むわくわくを発見する力を磨いていこう。

今日また、新たなる決意。


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