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【夏課題】ゴミのポイ捨てについて🗑️

皆さん、一年間に日本で排出されるゴミの量を知っていますか?

2022年3月環境省発表日本の総排出量
⬇️
年間4167万トン(東京ドーム約115杯分)🙀

その中でも私は、ポイ捨てについての調査をしてみました!私たちの生活の中ですごく身近に出る「ゴミ」その中でも分別どころか、決められた場所に捨てないゴミを「ポイ捨てゴミ」と言います。
普段何気なく生活する中で、意識せずいると見落としがちですが、気にかけて見てみると様々な所で見かけます。

「株式会社NEXERによる調査」(※1)によると、8.9%の人が直近一年以内にゴミのポイ捨てをした事があると答えています。
なぜポイ捨てをするのか?との問に
ゴミを捨てる場所がない
ゴミが手元にあるのが嫌だから
癖になっている
タバコはつい捨ててしまう
すでにゴミが散らばっていたから
など様々な意見があるようです。

実際今回の学習のため、最寄り駅まで歩いてポイ捨てゴミの調査をした所、
タバコの吸い殻
マスク
飲料品の容器(ペットボトル、缶、紙パックなど)
食品のフィルム(パンやおにぎりなど)
が落ちてました。下の写真がその様子です。


そんな中、ある事に気がついたのです。
ゴミが捨てられている場所の多くは、手入れの行き届いていない場所が多かったのです。歩道でも、しっかりと整備されているところより、草が生い茂っているような所にゴミが集中しています。風に飛ばされて、そこにとどまってしまっているものもあるように思いましたが、缶やペットボトルなど風で飛びそうもないものもあったので、それは故意に捨てられていると考えられたのです。やはり、心のどこかにポイ捨て=悪い事という気持ちはあり、草などがあれば「隠せる」という心理が働くのかもしれませんね😞

そして私は以前、祖父母が話していたことを思い出し、ある実験をしてみたのです。
祖父母の家は、駅に抜ける裏道に面しており、毎年お祭りの後は、ゴミ片付けが大変だと話していたのです。その道は、土と砂利、両サイドに草が茂っており、今回私がゴミの「たまり場」として目をつけた状況とピッタリ条件が合っていたのです。そこで、事前に草取りをして綺麗に整備をしておいた所に、ゴミが捨てられることなく済んだという結果がでたのです。

最後に、ポイ捨てをする事が一番悪い事ですが、ポイ捨てをされないような環境整備も凄く大切なのだなと知りました。そして、一人一人が意識する事で減らせるゴミもあるのだという事です。ちょっとしたゴミだから、たった一本のタバコだからと軽く考えてはいけません。ポイ捨ては法律違反であり、罰せられる行為です。

今回調査をする中で、限られた場所しか見られませんでしたが、これをきっかけにどんな所に、どんなポイ捨てゴミがあるのかも目を向けていけたらと思います。皆さんも『自分には関係ない』ではなく、生活の中にあるポイ捨てゴミを出さないよう注意して生活していけたなら「ゴミ」を削減していけるのではないでしょうか?

【参考文献】
※1 「株式会社NEXERによる調査」
【ポイ捨てをする人の8割は、ポイ捨てされている状況が不快!?】「ゴミ」についてのアンケート
https://www.value-press.com/pressrelease/221949


地域創造学担当者より

ポイ捨てゴミを減らすことを目的として、探究活動をしているグループです。
ゴミを減らすために、「ポイ捨てされないような環境作りが大切である」という視点はとても面白く感じました。
『仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方』,松村 真宏(2016),東洋経済新報社、を読むとアイデアに広がりが出るかもしれません。
可能であれば、校内レベル、地域レベルで実証実験してみてもよいかもしれません。
今後の展開に期待しています!

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