このところ、ずっと体調もすぐれず、気持ちも落ち込んでいた。
何もする気になれなかった。
そんなときに、息子が1泊2日の修学旅行で留守になった。
いつも息子がいるからなんとか食事を用意して、学校へ送り出すための用意をしていたのだが、それがないと私は本当に抜け殻のようだった。
あー、私は一人では生きられないのかも、と思った。
そして、すごく久しぶりに本棚の本が目にとまり、読む気になった。
その本の気になった文章を抜き出して、書き写させてもらおう。
今、自分がどうすれば少しでも前を向けるようになるかを考えていたら、学生時代のことを思い出した。
学生時代、よく本や雑誌、新聞などの気になった文章を抜き書きしていた。
ただ読むだけよりも、自分の体の中に入ってくるような感覚があって、時間があれば書き写していた。
その後、活字や文章を扱う会社で20年働いたこともあり、私を支えるのはよくもわるくも言葉なのかもしれないと思えた。
だから、気になった言葉をこうやって書いていたら、自分を客観視できるかもしれない。
そんな期待もあり、またnoteに記すことにした。