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1912 パリのミラボー橋 アポリネール

パリ市内で実は、個人的に、いつか行ってみたいと思っていたミラボー橋。教科書だったか、図書館で手にとった詩集だったか、画集に引用されてたのか忘れたけど、アポリネールのミラボー橋はなんかずっと心に残っていました。
パリに行って観光地図見てたらミラボー橋を発見して、あっ、ミラボー橋ってここなんだ! どんなとこなんだろう?時間があれば、行ってみたいなあと思っていました。

ミラボー橋は詩人アポリネールが1912年に発表した詩で、現在は橋の銘版に出だしの数行が刻まれているそう。

ミラボー橋そのものは1897年に完成したセーヌ川にかかるパリ西部の橋で、アポリネールは1900年頃に20歳でパリにやってきたらしいので、橋はできた頃から見ていた、知っていたのでしょう。詩を発表する前後には画家のマリー ローランサンと付き合ってこの橋を行き来していた。その想い出を詩にした。その後、モナ・リザ盗難事件で逮捕(誤認)されたり、1914年に勃発した第一次世界大戦に志願して出征したり。なんか強烈なキャラだったのかな。一方、今となると綺羅星のような印象派やエコール ド パリの多くの画家や取り巻きと知り合いだったりと、なんかすごい人だったのだろうと思います。

そんなこんなで印象があったミラボー橋探検を2022年冬に実行しました。

セーヌ川の西側でバスを降ります。

セーヌ川の方に歩いていくとミラボー橋が見えてきました。土台、欄干も歴史ありげなつくり。 ここがミラボー橋かぁ。

セーヌ川が見えてきて視界が開けたらビックリ!

セーヌ川の向こうにエッフェル塔、自由の女神
 アポリネール ミラボー橋すごいよ~

セーヌ川の向こうにこんな感じでエッフェル塔が見えます

ミラボー橋の下をセーヌ川が流れ、私たちの恋も流れる
 ここで読まれた詩なんだなぁ

ミラボー橋渡った先で電車を待ちます 
日暮れてきてだんだんエッフェル塔がライトアップされていい景色 
このあと、最大の危機が迫っているとは思わず、
しばしエッフェル塔 を見ていました

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