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アメリ 周りの人々(4) プーラン氏 アメリのお父さん

映画「アメリ」が好きです。なんか気になってDVDを繰り返し観てしまう映画。主演のオードレィ トトゥがもちろんいいんだけど、何度か観ていると、これってアメリだけじゃなくて、周りの人についてのオムニバス映画だよなぁと思います。

アメリの父は退役した軍医。アメリの母を事故で亡くしてアメリが成人してからは自宅にひとりで住んでいる。


アメリとニノの街

映画で片方は兄を片方は妹を、といった字幕がでてくるパリ遠景の場面で、アンギャン・レ・バンとバティニョル公園って出てきます。
このシーンはエッフェル塔とアンバリッドが判って、その先にアンギャン・レ・バンとバティニョル公園と朱記あり。たぶんモンパルナス タワーからの遠景。

これはポンピドゥーセンターからの眺め
右手が北西になります

アンギャン・レ・バンはアメリの家で、バティニョル公園はニノなのかな?はっきりしないんだけど、たぶんがアンギャン・レ・バンがアメリの家だと思います。

アンギャン・レ・バンの家にアメリの父が住んでいて、アメリは鉄道でたまにこの家に帰ります。冷静になると、アンギャン・レ・バンはパリの北西なので、鉄道で行けるのかな?行くとしたら北西なんだからパリ東駅や北駅じゃなくて、サンラザールだよなあ。まあ、映画だからさりげなくつないでると勝手に合点してました。

ドワーフのスナップショット

さて、のアメリの父。ひとり暮らしになってほとんど家に籠っちゃってるようですね。で、アメリが考えたのが庭にあったドワーフの人形(けっこうデカい)をCAの知人に預けて世界各国で写真を撮ってもらって父へ送ること。

映画では、世界の名所をバックに送られてくるドワーフの写真を判らん。。と父は見てますが、途中からアメリのいたずらって気付いてますよね。

お互い気付き、気付かれだけどお決まりのゲームって感じで途中から楽しんじゃってたんじゃないかと思えます。

こうなる前の場面では娘のアメリと庭にドワーフをそなえる場面でも人の話きいてんだか、どうだか。。。

 聞いてない! 

話聞いてないよこの人。 もうろくしてるし、

って感じだけど、妻に早く先立たれて、娘も家を出て一人暮らしになって。 そうなるよなあ。

でも、アメリがいたずらで外への興味をくすぐってくれて、だんだんドワーフの便りも面白くなってきて、映画の最後ではタクシーを呼んで、自宅から「国際空港まで」って言ってどこかへ旅立つんですね。

アメリのカフェのデコレーション

観光用ですがカフェ ドゥ ムーランの
トイレ横のデコレーション
そうそう、こんなポラロイド写真が
世界各国から送られてくる

まあ映画のおはなしですが、すてきないたずら。

シャルル ド ゴール国際空港

国際空港って言ってたから、父はシャルル ド ゴール空港からどこかへ旅に出たと思います。ドゴール空港といえばこの景色。

欧州行くと、かっこいいけど、便利なのコレ? 機能的じゃないからきっと不便だよね。 という構造ブツあるけど、おもしろいとか、オシャレ~とかで納得してしまう。

そんなのがあるのがヨーロッパで、この空港の構造を見てもそう思う。。。きっと不便。けど、変な構造物でもトリコロールの旗がなびいてるといいなぁとか妥協してしまう私。

主役じゃない人とか、ちょっとしたやりとりまで気になる映画 アメリです。

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